Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

【マルタ&シチリア旅行:3日目(その1)ヴァレッタ】
ヴァレッタ → スリーシティーズ → ヴァレッタ)



malta49.jpg malta50.jpg 朝の散策で、ヴァレッタのシンボルであるクーポラ(ドーム)を要するカーマライト教会へ。
大きな建物なので、とても全体像は写真には撮れず。中に入って天井を見上げてみる(←)。
教会内はかなりシンプルな内装。
malta51.jpgmalta52.jpgヴァレッタの建物は、マルタストーン色が基本だけれど、バルコニーはカラフルで、それもフォトジェニックな街並みづくりに一役買っている(←)。この写真は、山ほど(?)撮ったヴァレッタの写真の中でもお気に入りの一枚。


malta67.jpg malta53.jpgこちら(←)は、騎士団長の宮殿(The Grandmaster's Palace)の入り口。現在は大統領府や議会として使われており、議会開催がないなどそれらのスケジュールに支障がなければ観光・見学は可能。ワタクシが訪れた時期はEUの会議(?)がおこなれており、騎士団長の宮殿も、その中にある兵器庫も、見学することができなかった。
ここもそうだし、ハイポジウムも行けなかったので、次回またイスタンブールとマルタの旅を実現させた暁には、是非とも訪れたい。

続いては、こちらもマルタ最大の見どころの一つ、国立考古学博物館(→)へ。この建物自体は、プロヴァンス騎士団の館(オーヴェルジュ・ド・プロヴァンス)だったとのこと。

エジプトのギザのピラミッドより古いマルタの巨石神殿がどのような進化を遂げたのか、もっとも古いとされるSkorba Temples(紀元前52世紀~?)から、ゴゾ島のジュガンティーヤ神殿(紀元前40世紀~)、より複雑なタルシーン神殿(紀元前30世紀~)などへの変遷が模型やパネルで丁寧に説明されていて、なかなか興味深かった。
これら巨石神殿は巨人の女神が造ったという伝説があり、母なる大地への信仰が厚かったとされているが、この神殿の形も、女性の体を表しているとのこと。

考古学博物館には、各遺跡から出土したオリジナルが展示されている(遺跡にあるのはレプリカ)。
こちらは、ハジャー・イム神殿(8日目に見学)から出土した、装飾が施された石(↓右)。
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こちら(↓左)は、ハイポジウムから出土した、”眠れる女神”。手のひらにのりそうな、小さな女神像ではあるけれど、穏やかな表情や豊かな体が表現されていて、ちょっと癒される感じ。
巨石神殿やハイポジウムからの出土品のほか、マルタ各所に残る”カート・ラッツ”と呼ばれる謎の道具の跡(↓右)なども展示されていた。巨石を運ぶための道具と考えられ、要は轍のようなものなのだけれど、当時まだ車輪は発明されていなかったことがわかっている。しかも、この跡の近くに牛や馬など動物の足跡が残っていないので、動物に引かせていたわけでもなさそうだ、と。
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博物館の2階は、もう少し時代が下って青銅器時代、そしてフェニキア人の文明時代の展示になっていた。
使徒パウロの布教の伝説によれば、当時マルタで暮らしていた人々は、ギリシャ語もラテン語も通じなかったらしく、謎の民族フェニキア人の末裔だったのではないかと考えられている。
こちら(↓右)は、フェニキア式(?)のミイラ。海の民であった彼らは、エジプトからミイラの作り方を学んでいたのだろうか?
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malta58-2.jpg malta59.jpg特別展は、”DE VALETTE'S DAGGER”
”ヴァレッタ”の都市名のもととなった、オスマン帝国との大包囲戦を戦い抜いた聖ヨハネ騎士団長、ジャン・パリゾ・ド・ラ・ヴァレットが、同大包囲戦の勝利の褒美としてスペイン王フェリペ2世から賜ったという短剣(dagger)が、1798年(ナポレオン時代)にフランスに持ち去られて以来、初めて故郷(?)であるマルタに戻ってきたのだという(戻ったとはいっても、ループル美術館からのレンタル)。
レンタルとはいえ、200年ぶり以上に戻ったとあって、現地でもけっこうなニュースになったのだとか。
また、この短剣(dagger)のと同時にフェリペ2世から贈られた長剣(sword)もあり、ルーブル美術館所蔵とのことなのだけれど、こちらは今回の里帰りはならなかった模様。

博物館の後は、聖エルモ砦へ。
ここは先のマルタ大包囲戦で壊滅的な被害を受けた悲劇の舞台としても知られ、月に2度ほど(灼熱の真夏を除く)、騎士団の軍事演習を再現するイベント、”イン・ガ―ディア”が開催されている。
砦への入り口には、見張り役の目が彫られていた。こちらは砦からの眺め。たぶん、対岸(スリーマ側)のFort Tigné。
ヴァレッタ、スリーシティーズ周辺には、聖エルモ砦のほか、聖アンジェロ砦、リネーラ砦など、砦がいっぱい。。。さすが、要塞都市です。
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こちらがイン・ガーディアの様子。
ワタクシが訪れたときは鉄砲のみで、大砲の演習(の演出)は無しでした。
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1対1での剣術(?)の演習も。
イベント自体は約40分。5月とはいえ日差しは強く、日光を遮るものは何もないので、日傘など日焼け対策は万全に。
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malta66.jpg聖エルモ砦は、国立戦争博物館にもなっている。
ここは、前述のように聖ヨハネ騎士団=マルタ騎士団とオスマン帝国との戦いで有名な場所であるとともに、第二次世界大戦時には英国の対イタリア最前線基地が置かれ、イタリアからの爆撃を受け破壊されるなど、さまざまな戦火を経験してきたところ。
戦争博物館をこの場所に置くのには、それなりの意味があるのだろう。
展示はここ数年でリニューアルされたらしく、思ったよりも第二次世界大戦時の資料が充実していたように思う。敵の戦闘機を見つけるためのサーチライトなども展示されていて、興味深かった。

malta70.jpgmalta71.jpg本日のヴァレッタ観光はこれにて終了。

観光に忙しく、お昼をゆっくり食べている時間がないので、スタンドでサンドイッチを購入。
こちらの”Submarine”というサンドイッチ屋さんは、パン、チーズ、ハムやソーセージなどのメインの具材、野菜を1種類ずつ選んで自分好みのサンドイッチを作ってもらう仕組み(一部プラスはあるものの、3.5€)。
チーズもハムもたっぷり入っていてボリューム満点。一人で1本はとても食べきれませんでした。

3日目(その2)へ続く。

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