Small Talk 2
映画レビューを中心に、日々のあれこれを綴ります
ハート・ロッカー
2010/03/15
Mon. 00:59
アカデミー賞で作品賞、監督賞などを受賞し(自分がモデルだと主張する男性に訴えられて)話題になった『ハート・ロッカー』(2008年/米国 原題:The Hurt Locker)を観た。

=ストーリー=
舞台はイラクのバクダッド。爆発物の処理班の班長トンプソン軍曹(ガイ・ピアース)が事故で死亡し、代わりにこれまで800個以上もの爆弾を処理してきたレンジャー部隊出身のジェームズ軍曹(ジェレミー・レナー)が赴任する。部下となったサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)や技術兵エルドリッジ(ブライアン・ジェラティ)は、ジェームズの半ば無鉄砲なやり方についていけず不満に思うが・・・

=ストーリー=
舞台はイラクのバクダッド。爆発物の処理班の班長トンプソン軍曹(ガイ・ピアース)が事故で死亡し、代わりにこれまで800個以上もの爆弾を処理してきたレンジャー部隊出身のジェームズ軍曹(ジェレミー・レナー)が赴任する。部下となったサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)や技術兵エルドリッジ(ブライアン・ジェラティ)は、ジェームズの半ば無鉄砲なやり方についていけず不満に思うが・・・
=感想=
見ている間、ずっと胸が締め付けられているようだった。
視点はやはり米国寄りだけど(最初のトンプソン軍曹以外の米兵の死は、テロ組織の作戦による死だった・・・)、戦争とは、それがどんな名目であれ、敵味方関係なく人間を狂わせるものなのだと痛感した。精神がおかしくなって当然、逆におかしくならないほうがおかしいような気がして、本当に見ていて胸が痛かった。
爆発物の処理のシーンは、どれも緊張感に溢れていたし、手に汗握った。主役級に有名な俳優を配していない点も、ドキュメンタリー風に映ってハラハラドキドキした。でも、後半以降はドキュメンタリーなどではなく、フィクションなのだと思い直している自分もいた。「あの時こう思った」などと処理班の人間が語る必要はまったくないと思うけれど、見終わって少し時間が経った今は、もう少しジェームズ、サンボーンやエルドリッジの内面を描いて欲しかったようにも思う。
どのシーンが最も印象に残っているかと聞かれれば、本題から離れるけれど、帰国したジェームズがスーパーでシリアルを買うシーンだと答える。バクダッドではシリアルなんてあっても1、2種類だったはず。何気ない日常に、豊かで暢気な本国と、本国から遠く離れた過酷な戦場の対比が集約されていて、なんとも言えない気持ちになった。
=評価=
★★★★(満点は★5つ)
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