Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

Liverpool.jpg渋谷のbunkamuraミュージアムで開催されている、『英国の夢 ラファエル前派展』に行ってきた。
リバプール市内とその近郊にある、レディ・リーヴァ―・アート・ギャラリー、ウォーカー・アート・ギャラリー、サドリー・ハウスの3館から成るリバプール国立美術館所蔵のラファエル前派の作品が集められた企画展。
ラファエル前派というのは、ルネサンスの巨匠ラファエル以前の絵画への回帰を唱えた一派で、ジョン・エヴァレット・ミレイ、ウィリアム・ホルマン・ハント、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティを中心にした7人の若者が1848年に結成したラファエル前派兄弟団と彼らの影響を受けた画家たちのこと。

展示は、
第Ⅰ部 ヴィクトリア朝のロマン主義者たち
第Ⅱ部 古代世界を描いた画家たち
第Ⅲ部 戸外の情景
第Ⅳ部 19世紀後半の象徴主義者たち

という構成。

第Ⅰ部は、このポスターにも使われている『いにしえの夢 - 浅瀬を渡るイサンブラス卿』(馬が異常に大きい!)、恋人である兵士との別れを惜しむ女性のドレスの質感が素晴らしく描かれた『ブラック・ブランズウィカーズの兵士』など、ラファエル前派を代表する画家、ジョン・エヴァレット・ミレイの作品がずらりと並んでいた。
そのほか、写真のように細かく精緻な描写で印象に残ったダニエル・マクリースの『祈りの後のマディラン』、赤毛のゴージャスな女性を描いたダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの『シビラ・パルミフェラ』なども見どころのひとつ。

第Ⅱ部は、ヴィクトリア朝時代の英国人が好んだ古代ギリシャ・ローマの世界、それも民衆の日常生活が描かれた作品が並ぶ。その代表的な画家、ローレンス・アルマ=タデマの作品は、20世紀のハリウッド映画にも影響を与えたのだという。

第Ⅱ部は、田舎の素朴な風景や暮らしの様子が絵画の題材となっていた。この背景には、産業革命が進んだこの時代、都市の住民にとっては農村での暮らしは憧れとなったことがあるという。

第Ⅳ部は、方向性の違いから短期間で解体してしまったラファエル前派兄弟団の後継者、エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ『デカメロン』や、ジョージ・フレデリック・ワッツ『十字架の下のマグダラのマリア』などが展示されていた。

これは絵を鑑賞するセンスのないワタクシの個人的な感想なのだけれども、ちょっと少女漫画チックというか(ロマン主義的というのだろうか)、キラキラ感のある絵が多かったように思う。
スポンサーサイト

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://small2talk2.blog13.fc2.com/tb.php/817-25caa7e8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-08