Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

エチオピア・ダナキル砂漠旅行:4日目 

2015/12/28
Mon. 18:56

【エチオピア・ダナキル砂漠旅行:4日目】
(アブハラ → エル・ドーム ベースキャンプ → エルタ・アレ火山)


キャンプ地でテントなどを撤収している間、アブハラ村を散策。
こちらは水を汲んで生計を立てている貧しい家族のお家(↓左)。コンクリート造りの家もある中、かなり質素な造りになっている。
朝、ちょうど学校へ行く時間だったこともあり、たくさんの子供たちが学校へ向かうところに遭遇(↓右。女の子が持っているのは教科書とノート)。エチオピアの小学校は6年生で、授業は公用語であるアムハラ語でおこなわれるが、1年生から英語の授業もあるのだという。
女の子が学校に通っていることをちょっと意外に思ったところ、このエリアはこの町(アブハラ)の中心地であり、公務員なども多く暮らしていることから、そういう家の子供たちは、女の子であってもきちんと学校に通うことができているとのこと。
ethiopia3-1.jpg ethiopia3-2.jpg

ふらふらと散歩をしていると、インジェラを焼いているお母さん(↓)を発見。
インジェラとは、テフと呼ばれる栄養価の高い雑穀の一種。これを石臼で挽いて粉にして水を加え、2~3日ほど発酵させ、ゆるめの生地にした後、蓋付きの土鍋でパンケーキ(というよりクレープ?)状に焼いたもので、エチオピアの主食。蒸し焼きにするので片面しか焼かないが、表面にぷつぷつと細かい気泡がたくさん均等についたものが良いインジェラとされる。その理由は、気泡にワットと呼ばれるソース(シチュー)が良くしみるから。
この村で見せてもらったように、薪を使って焼くのが正式だが、アディスアベバなどの都会ではホットプレートのような、インジェラ焼き器が使われているのだという。
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焼きたてを試食させてもらったけれど、酸味が強くて・・・
この酸味は発酵させるところからきているのだけれど、インジェラ単体で食べると正直なところ美味しくない。でも、ピリ辛の豆のワットとかがあると、それなりには食べられる。

さて、午前9時半ごろに、アブハラ村を出発。
村を出てしばらくは舗装した道をひた走り(この日も霧雨が降っていて視界が悪かった)、そのあとは砂地を疾走(↓左)。
3時間ほど経ったところで、クルスワット村というところに到着。ここでランチをとりながら、事務手続きが済むのを待った。
エルタ・アレ火山の一帯を支配(?)している部族の長に、いくばくかの入山料を払う必要があるのだという。現地ガイドいわく、その入山料は、部族の長のその日の気分によって変わるらしく、村人に仕事を与えるため、ガードマンや道先案内人として何人か村人を連れて行け=雇え、というような要求がなされることも珍しくないらしい。
ethiopia3-6.jpg ethiopia3-7.jpg
この手続きを終えた後は、砂地から一転、でこぼこの激しい溶岩台地の上を走る(↑右)。
どれくらい道が悪いかというと、距離にすると24㎞ほどを進むのに、2時間以上かかるくらい。乗っているこちらは遊園地か何かのアトラクション気分で楽しいし、しばらく続くと車内で眠れるくらいにこの揺れにも慣れるのだけれど(実際、ワタクシは途中、寝ました。でも、エアコンが壊れたりしたら、暑さをとるか砂埃をとるかの選択を迫られて悲惨だっただろう・・・)、ドライバーさんは大変だっただろうなー。お疲れ様でした!!!

午後3時すぎに、エルタ・アレ火山へ行く旅人たちのための、エル・ドーム・ベースキャンプに到着。山頂にもっていく寝袋、帰りの分の水などの荷物をラクダに運んでもらう荷造りを済ませ、しばしベースキャンプで休憩。
午後5時半ごろには早めの夕食をとり(↓左は、コックのマンデラさんと、ベースキャンプの小屋の前で)、いざ、標高613mのエルタ・アレ火山へのトレッキングに出発!(↓右に見えている、なだらかな山がエルタ・アレ火山)。
IMG_6896.jpg ethiopia3-8.jpg
出発したのは午後6時ちょうど。最初は砂地をだらだらとゆるやかに上る道を歩く
1時間くらい歩くと、砂地から溶岩台地へと変わり、ゴツゴツしていて足元が悪くなってきた。日が落ちて暗くなると、みなヘッドライトをオン。今回気づいたんだけど、ヘッドライトの明かりがあまりに明るいのも問題だな、と。というのも、自分の後ろの人のヘッドライトが強いと、自分の姿が影になって足元が見づらくなってしまうことに気付いたため。強いあかりでなく、周囲をぼやーっと照らすようなあかりが適しているようだ。
ethiopia3-9.jpg
1時間に1度は休憩をとったのだけれど、休憩中には満点の星空が楽しめた。オリオン座の三ツ星の間にもいっぱい星が見えて、どれがどの星座だかわからなくなるほど(って、もともと知らないって???星空アプリが使える状況でもなかったしね・・・)。
ただ、午後9時過ぎには東の空から明るい月が出てきたので、目に見える星の数は月明りでずいぶん減ってしまった。

そうこうしているうちに、前方にぼーっと赤い煙が!あそこがゴール、エルタ・アレ火山の火口だ~!(→)と思うと俄然、元気が出てきた。ちなみに、エルタ・アレとは、現地のアファール族の言葉で、「煙の山」という意味だそう。

午後10時5分ごろ、山頂のキャンプ地に到着。
先に到着していたラクダ隊がマットレスをもってきてくれていたので、小屋の中に運び入れ、寝袋を出して仮眠の準備を整えた。



ethiopia3-10.jpg不要な荷物を置いて、火口へと出発。
山頂のキャンプ地からは徒歩15分ほど。最初に、急な崖を下りなければならないので、軍手は必携。
ただその崖を下りた後は平坦な道なので楽ちん。ただし、溶岩灰の地面なので、たまに踏んだところが「バリッ」と音を立てて割れたりするので注意は必要。

ジャジャーン、火口に到着!
マグマがぐつぐつ、ふつふつと湧きあがっていて、すごい熱気。

たとえが稚拙極まりないけれど、USJのアトラクション『バック・ドラフト』のクライマックスで感じる熱気をずーっと感じている状態。
ethiopia3-11.jpgこのエルタ・アレ火山のマグマ(玄武岩質溶岩)の温度は1200℃程度とのこと、粘度が低くさらさらしているため、大爆発は起こさない。
この日のマグマの活動はかなりアクティブだったようで、風向きが変わると、有毒であろうガスが目に染み、むせてしまうほど。
ethiopia3-12.jpgずーっと見ていても、まったくもって飽きません。

普通の夜景モードで人物+火口の写真が撮れるので、たくさん写真も撮ったけれど、写真では伝わらない熱気、マグマが湧き出す音、ガスのにおい・・・どれをとっても、本当にここに来た甲斐があったと感動ひとしおでした。
ethiopia3-13.jpgマグマの活動がちょっと落ち着いたところで、仮眠のため、いったん山頂のキャンプ地へ戻る。
明日の朝、明け方にもう一度見に来ます。




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