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旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

ウィーン&ザルツカンマーグート旅行:3日目 

2015/08/03
Mon. 17:05

【ウィーン&ザルツカンマーグート旅行 : 3日目】
(ウィーン → ヴァッハウ渓谷 → ウィーン)


今日は、ウィーンを飛び出し、日帰りでヴァッハウ渓谷のドナウ川クルーズの予定。
珍しく朝寝坊して慌ててホテルを飛び出すと、なんとウィーン市内は雨しかも、傘をささないとかなり濡れてしまうレベル。天気の悪い日のクルーズってどうよ?と思いつつ、とりあえずはウィーン西駅へと急ぐ。
当初乗ろうと思っていた、西駅発7:56発の電車になんとか間に合い(前日にチケット=追記参照=買っておいてよかった~!)、いざ、メルクへ出発。
乗り換え駅のザンクト・ペルテン(St.Pölten)で下車して、次の電車のホームを確認しようとしたら・・・なんと「Bus」との表示が。
理由が何かさっぱりわからないけれど、バスでの振り替え輸送になってしまい、駅を出てすぐのところのバスターミナルへ。
案内も何もなく、かなり不親切だったのだけれど、ワタクシと同じようにここで乗り換えてメルクを訪れる観光客が他にもいて、どのバスに乗れば良いのか近くにいた係員に聞いてくれて助かった。

本来なら9時にはメルクに着くはずが、だいぶん時間をロスして9時半過ぎに到着。このころには、朝の雨が嘘のように、ピーカンのお天気
次の船の時間もあるので、可愛らしいメイン・ストリート、ハウプト通り(?↓左)を抜け、丘の上にそびえ立つメルク修道院(↓右)を目指す。
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メルク修道院は、11世紀に建てられたベネディクト派の修道院がその始まりで、18世紀に大々的に改築され、このバロック様式の壮麗な姿になったとのこと。中庭(↓左)の左手の奥に入口があり、ここからガイドツアーまたはフリーで観光ができる。かなり団体客が多かった。
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修道院のテラスからの眺め(↓)。
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この修道院のハイライトは、中世の時代から修道士たちが続けていた写本や手書きの原稿の数々が納められた図書室。ただし、残念ながらここは写真撮影禁止。
こちらは修道院内の教会(↓)。フレスコ画は、ヨハン・ミヒャエル・ロットマイヤの作。
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a3-10.jpg修道院をひととおり見て、人が次々と下りてくる坂を逆に上ってみると、大型バスが停まる駐車場に到着。その付近からは、修道院のキレイに手入れされた庭園(←)が見えた。
再び修道院の入り口付近に戻り、お土産屋さんの入っている建物に入ると、エレベーターが!どうやら展望台があるようだ(階段もある)。早速上ってみると、堂々とした修道院の姿が見えた(↓)。あまりに堂々としていて、まるで要塞のよう?
ちなみにこのメルク修道院は、中世から続く由緒ある修道院として尊重されており、ルイ16世に嫁ぐマリーアントワネットも、フランスへ向かう途中、この修道院で宿をとったのだという。

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さて、メルク修道院を後にして、ドナウ川クルーズの船の乗り場へ。
修道院からは歩いて10分くらい。“Sightseeing Ship”という道しるべが至る所に出ているので、迷うことはないだろう。
今朝ウィーンで差して濡れた晴雨兼用傘が、メルクでは日傘として大活躍。日差しが強く気温も高かったので、あっという間に乾いた。
11時メルク発のクルーズ船(↓。ただしこの写真はメルクでなく、デュルンシュタインで撮影)で、いざ、出発。出発時間ぎりぎりになって、大型観光バスが続々到着し、船内はほぼ満席になった。
出発してしばらくすると、シェーンビューエル城とシェーンビューエル修道院(↓右)が見えてきた。ここは、少女時代に後の皇妃シシィも訪れたことがあったのだという。
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12世紀から続く、キューンリンガー家のアクシュタイン城跡(↓左)と、シュピッツの船着き場(↓右)に到着。
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16世紀初めに建てられた聖ミヒャエル城砦教会(↓)。遠くに、ケーリンガー城跡が見えてきた!
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ブドウ畑に囲まれたケーリンガー城跡のアップ(↓)と、デュルンシュタインの町並み。青い教会の塔がインパクト大。
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a3-22.jpgデュルンシュタインで船を下り、まずはランチ(朝食を摂っていなかったのでおなかペコペコ)。地元の白ワイン(微発砲だった)も1杯。
腹ごしらえを済ませ、いざ、ケーリンガー城跡へ。
このケーリンガー城跡は、十字軍時代に活躍した英雄、リチャード1世(獅子新王)が幽閉された場所。オーストリアでなぜイングランド王が?と思って調べてみたら、第三次十字軍中に、リチャード1世はオーストリア公レオポルト5世に恨みを買っていて、父ヘンリー2世に愛された弟ジョンがイングランド王の王位を簒奪しようとした企みに協力したためなんだとか。

階段を上り、歩くこと約20分で、丘の頂上付近に到着。ここから城跡を見上げると、なかなかの迫力(←)。
a3-23.jpg城に上がり、デュルンシュタインの町を見下ろす。
おー、いい眺め、気持ちがいい!!!

暑い中、歩いた甲斐がありましたー。お天気良くてよかった
a3-24.jpgさらに上って、ドナウの眺めを堪能。

坂を下って、再びデュルンシュタインの町へ。
みやげもの屋の並ぶハウプト通りをふらふら歩き、ヴァッハウ地方の名物、アプリコットのジャムとアプリコットの種のスナック(おつまみ)購入。
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a3-25.jpgこれで、デュルンシュタインの観光終了。クレムスへ向かうバス停のほうに歩いて行くと、デュルンシュタインの城壁とブドウ畑が見えた。こちらもなかなかの眺め。

デュルンシュタインからクレムスのバスは、1時間に1本しかないので乗り遅れると大変。
クレムスの町を散策する時間もあったのだけれど、町歩きの気分ではなかったので、クレムスは素通り、そのままウィーンへ戻った。

いったんホテルに戻り、フロントで今夜のウィーン・モーツァルト・コンサートのチケットを手配してもらう。
そもそもそんなにクラシック音楽が好きというわけでもないんだけれど、せっかくウィーンに来たし、コンサート会場が楽友会館のゴールデンホールだったし、まぁ、勢いで f(^ ^ ;)。
チケット代の一部をホテルに払い、バウチャーをもらって、残りは会場で払ってくださいと言われる。ふーん、そういうシステムなんだ~。
部屋で少し休憩してから、ウィーン市内へ。午後7時過ぎという中途半端な時間ゆえ、混雑していないだろうと踏んで、カフェ・ザッハーへ。名物のザッハー・トルテとアインシュペーナー(グラスに入った温かいコーヒー+ホイップクリーム)をいただく。
さすが、元祖ザッハー・トルテだけあって美味しい。甘いのは甘いんだけど、ホイップクリームにほとんど甘味がないのと、アプリコットジャムの酸味がちょうどいい。
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a3-29.jpgウィーン・モーツァルト・コンサート(↑)は午後8時30分のスタート。
楽友会館のゴールデンホールは観光客でいっぱい。高い良い席ではなかったこともあり、アジア系の観光客がいっぱいで、しかもけっこう小さな子どももたくさんいて驚いた(黙って寝ててくれればいいけど、途中でぐずったりする子も・・・・)
演奏は、オペラ『ドン・ジョヴァンニ』の序曲、交響曲第39番第4楽章、オペラ『フィガロの結婚』の序曲などなどなど。どこかで聞いたことのある曲が多く、それなりには楽しめた。

コンサートが終わって出ると、楽友会館がきれいにライトアップされていた。
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盛りだくさんの3日目はこれでおしまい。
明日の午後にはウィーンを離れ、いよいよザルツカンマーグートへ向かいます!

【旅する人への参考情報(2015年8月現在)】

ヴァッハウコンビチケット
どのガイドブックにも載っているけれど、観光シーズン(4月中旬~10月下旬)に販売されている、メルクorクレムスまでの電車(往復)とメルク―クレムス間の船(ドナウ川クルーズ。片道)と、メルク修道院の入場券がセットになったチケット。年々少しずつ値上がりしているようで、ワタクシが購入した2015年8月は、51ユーロだった。
デュルンシュタインで下船した場合、クレムスまでバスを利用することになるが、このコンビチケットを見せたらバス運賃は支払う必要はない(はず)。
ウィーンだけでなく、リンツやザンクト・ペルテン往復のものも販売されている。
購入時に渡されるパンフレットに、午前9時ウィーン発のモデルプランが記載されているが、ÖBBのサイトや、クルーズ船運航会社のサイト(BRANDNER Schiffahrt と、 DDSG Blue Danubeの2社が運航)で時刻表を確認して、アレンジしても時間を有効に使える。
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