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旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

グアテマラほか中米旅行:6日目 

2015/04/30
Thu. 22:56

【グアテマラほか中米旅行 : 6日目】
(フローレス → ティカル → フローレス)


朝食後、フローレスのホテルを出発する頃には、昨晩からの雨はずいぶん小雨になってきた。
地面はぐちゅぐちゅなんだろうけれど、雨は降ったり止んだりの曇り空、降っても帽子をかぶっていれば傘がいらないくらいのお天気。
フローレスからティカル遺跡の入り口のゲートまでは、約1時間ほど。
といっても、世界複合遺産(文化遺産でもあるとともに自然遺産でもある)ティカルは、広大な敷地面積を有し(遺跡周辺の熱帯雨林の生態系も保護されている)、このゲートからまだ30分くらい走ったところにようやくビジターセンターなどが建つエリアに到着する。
まずは、ティカル遺跡の模型がお出迎え。
マヤの古代都市ティカルは、紀元前600年ごろには人が住み始めていたといい、メキシコのテオティワカンや、グアテマラ・シティで観光したカミナル・フユなどと交易をおこないながら、大都市に発展。
古典期後期(8世紀ごろ)に最盛期を迎え、その当時は5~8万人もの人々がここで暮らしていたのだという。
その後、他のマヤの古代都市と同様、9世紀には急速に衰えてしまい(その原因は不明だが、大干ばつによる食糧不足との説が有力のようだ)、ジャングルの中に埋もれていったが、17世紀末にスペイン人宣教師が偶然に発見し、その存在が知られるようになり、1950年代から本格的な発掘調査が始まり、今日に至っている。
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さて、徒歩にて観光開始。
少し歩くと、池があるが、ここは人工的に造られた貯水池だったとのこと。発掘調査によって、湖面がセメントで固められていることがわかっている。
こちら(↓左)は、マヤの“聖なる樹”、セイバの大木
天に向かってまっすぐに伸び、高さ数十メートルにもなるセイバは、神々の住む天上の世界とつながっており、この世界を守ってくれていると考えられたのだという。強烈な太陽の日差しを遮る木陰を作ってもくれたため、この木の周りに人々が自然に集まってきたとも言われている。
セイバの大木を過ぎると、コンプレックスQ(↓右)という小規模な神殿や石碑が残っているエリアに到着。
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ジャングルの中から大声で吠えるホエザルの声をBGMに(姿は見えず。クモザルはちらっと見えた)、さらに道を進むと、小さな丘(↓)が。この下には間違いなく神殿(ピラミッド)が埋もれているのだとか。
ティカルには至るところに、こんな未発掘の丘があった。発掘したい考古学者と、自然を守るべきとの生物学者の意見は常に平行線なのだとか。
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さらに進むと、Ⅰ号神殿(大いなるジャガーの神殿)(→)の後ろ姿がどんどん大きく見えてきた(手前の動物はおそらくアナグマの一種)。
テンションが上がるー
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このⅠ号神殿は、向かい合って建つⅡ号神殿は、上まで上ることができるので、早速レッツゴー!
マヤのピラミッドを上るのは、階段の幅が狭くて勾配も急で大変というイメージがあるけれど(昔、メキシコのチチェン・イツァのククルカンのピラミッドとか、ウシュマルの魔法使いのピラミッドを上った時、下りがめちゃめちゃ怖かったことをはっきり覚えている・・・今はどちらも上れないらしいが)、ここは超楽勝、なんと観光客用に、木製の階段が脇に造られていた!(↓左)
こちら(↓右)が、Ⅱ号神殿の上から見たグラン・プラザと高さ47mを誇るⅠ号神殿
写真の正面、Ⅰ号神殿があるのがグラン・プラザの東側で、左手の建造物の並ぶエリアは北アクロポリスと言われている。
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北アクロポリスの向かいには、宮殿の跡などが残る中央アクロポリス(↓)があり、こちらも階段に上って少し高い所に行けたので、そこから少し遠くに見えるⅤ号神殿をパチリ(↓右)。
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gtml6-10.jpgこちら(←)は、中央アクロポリスから見たⅡ号神殿
こちらは高さ38m。3段目の基台部分に、観光客がたくさんいるのが見えます。
gtml6-11.jpgこちら(←)は、グラン・プラザの南側にある、Ⅴ号神殿
Ⅴ号神殿は北向きに建っている神殿で、マヤの神殿の中でも珍しいものなのだとか。現地ガイドいわく、雨の神チャックに捧げられたものらしい。

Ⅴ号神殿から西の方へ少し歩くと、7つの神殿の広場(↓左)に出る。広場の東側に小さな神殿が7つ並んでいて、北側には球戯場、南側には宮殿があったとのこと。
現存する建造物は古典期後期のものだが、広場自体はそれより前の時代にあったのだという。

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gtml6-14.jpg7つの神殿の広場の隣は、”失われた世界”と呼ばれるエリア。
先古典期の建造物が残っているエリアで、こちら(↑)は大神殿。天体観測に用いられたのだという。
このエリアには、タルー・タブレロ様式と呼ばれるテオティワカン発祥の建築様式の建造物が見られる。

この後、いよいよティカルのハイライト、Ⅳ号神殿(←)へ。
ティカルの中心部から少し離れたところにあり、ティカルで最も高く高さ70mを誇る。
こちらも脇に木製の階段があり、登頂できるようになっているので、再びレッツ・ゴー!

こちら(↓)が、Ⅳ号神殿からのティカル、グラン・プラザ方面の眺め
ジャングルの中にⅠ号神殿(中央の奥)、Ⅱ号神殿(中央の手前)、Ⅲ号神殿(右の飾り屋根部分修復中のもの)がよく見える。
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もっと晴れていたらなぁ・・・とも思ったけれど、曇天は曇天で神秘的な感じもするし、昨晩の雨の後、これでピーカンになったりすると気温は40℃近くになって、蒸してサウナ状態になることが想像できるので、広いティカルの遺跡内を歩いての観光には、かえってこの曇天がラッキーだったのかもしれない

gtml6-16.jpg これでティカル遺跡の観光は終了。
ビジターセンターがあるエリアに戻り、レストランで昼食。
メニューはチキンの炭火焼(→)、こういう超・観光地内のレストランっていまひとつのところが多い印象だけど、ここはなかなか美味しかった。

昼食後は、博物館の見学。
しかーし、ティカル博物館は改装中とのことでクローズ
博物館の展示品のごく一部が、日本のJICAが協力しているティカル文化遺跡保存センターで展示されているとのことなので、そこを訪れるも、規模が小さくいまひとつ。
グアテマラ・シティの考古学民族学博物館でもティカルから出土した翡翠の工芸品も見られなかったし、少しアンラッキーだったなぁ・・・

ティカルを後にして、フローレスに戻る。
フローレスは、ペテン・イツァ湖畔の町で、フローレス島とレジェノ橋でつながっているサンタ・エレーナ地区の2つの地区から成る町。
そのペテン・イツァ湖はここのところ水位が上昇していて、島をくるっと一周する道路の一部が冠水してしまい、通行できなくなっていた(↓左)。
島にはこじゃれたカフェなどもあり、天気がよければ湖畔でのんびりするのもステキだったのかもしれない・・・この空と湖の色では、そういう気にもなれなかったけれど・・・
gtml6-18.jpg gtml6-19.jpg

6日目は以上で終了。
実はこの日の夕方、この湖で死体が上がったらしく、パトカーや警官がたくさん出動するという事件が発生。いやぁ、びっくりしました・・・
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