Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

グアテマラほか中米旅行:初日(その1) 

2015/04/25
Sat. 15:37

【グアテマラほか中米旅行 : 初日(その1)】
(羽田 → ロサンゼルス → グアテマラ・シティ


今年のゴールデン・ウィークの旅行は、10日間で中米のグアテマラ・ホンジュラスとベリーズを訪れるパッケージ・ツアーに参加した。
夫婦3組、姉妹1組、残りは一人参加という構成で、参加者は全員で15名。けっこうな金額のツアーだったので、参加者の年齢はワタクシから見ると全体的に高め(とはいえ、ゴールデン・ウィークということもあり、まだ務めている人が多く、旅行会社としては「比較的若い人が多い」というツアーになるらしい)。

出発は、羽田発の深夜便(DL636便)でまずはロサンゼルスへ、さらに乗り継いで、グアテマラの首都であるグアテマラ・シティへ。
約9時間後、現地時間では前日の19時ごろにLAに到着、4時間以上の待ち時間を経て、またもや深夜便(DL1393便)に乗る。着陸の際、濃霧が晴れるのを待つべく1時間ほど上空を旋回したため(幸い無事着陸できたのだけれど、霧が晴れない場合はお隣の国エルサルバドルのサンサルバドルに着陸することもあるのだという)、グアテマラ・シティに着いたのは、同日の朝8時前。体内時計はすでにぐちゃぐちゃ~。

グアテマラ・シティのホテルで朝食を済ませ、最初の観光地、国立考古学民族学博物館(→)へ。

当初の予定では、グアテマラ・シティは今日は素通りしてアンティグアに向かう予定だったのだけれど、この博物館を訪れる予定の4月27日に、市内で大統領辞任を求める大規模なデモが行われるかもしれない、そうなると観光が難しくなる、ということで、急遽予定変更があったもの。ちなみにこの日(4月25日)の午後にも、市内でデモが行われたとのことだった。

博物館に入ると、まずは企画展のコーナーがあり、ワタクシたちが訪れた時には、音楽と踊りに関する展示がなされていた。
gtml1-1.jpg

 
gtml1-2.jpg常設展は、民族学の展示からスタート。
グアテマラは中米諸国の中で最も先住民が多く住んでいる国で(人口比で約40%)、憲法上保護されている言語だけでも24種類(うちマヤ系先住民の言語21。公用語はスペイン語)もあるという。この展示コーナーでは、いくつかの代表的な伝統衣装が紹介されていた。
こちら(←)は、“ウイピル”と呼ばれる女性用のブラウス。刺繍の模様や使用する生地などに民族の特色が表れるのだという。これら伝統衣装は、今でも日常的に着られており(主に女性が着ている。男性はほとんど着ないらしい)、女の子は5歳くらいから織物を学ぶのだという。
gtml1-3.jpg gtml1-4.jpg続いては、考古学分野の展示へ。
噴水を囲む中庭に沿った回廊に、グアテマラ各地のマヤ遺跡から出土した石碑(ステラ)などが多数展示されていた。
石碑の多くにはヒビが入っているのだが(←←)、これらは自然にできたものではなく、盗掘し密輸出するために、人為的に切断されたものなのだとか。
石碑は、王の即位時に権力を誇示するため王の姿を彫ったもの、戦勝記念のものが多いが、こちら(←)の石碑には女性が彫られていて、大変珍しいものなのだという。

↓左の模型は、ピエドラス・ネグラスという遺跡のもの。マヤ遺跡の神殿など建造物は、赤く彩色されていたとのこと。

その隣の玉座も、ピエドラス・ネグラスから出土したもので、”支配者7”の玉座
この写真ではわかりづらいけれど、レリーフも精巧で、また正面から見ると人の顔に見えるようデザインされていて、とても芸術性の高いものなのだという。

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このピエドラス・ネグラス遺跡は、ここから出土した保存状態のよい石碑などから、ロシア系の考古学者タチアナ・プロスクリアコフ(1909-1985)が、石碑に刻まれたマヤ文字が単に暦を表しているだけでなく、王の名前や出来事=歴史=を表していることを発見したことでも知られている。なお、このタチアナさんは、生前の本人の意思を尊重し、このピエドラス・ネグラス遺跡に埋葬されているのだという。

こちらはティカル遺跡の模型
この博物館には、ティカル遺跡の王の墓から出土した翡翠の工芸品なども展示されていたのだけれど、土曜日はその特別展示室が閉まっているとのこと、それらを見ることができなかった。うーん、残念
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以上で、博物館の観光は終了。首都にある国立博物館にしては、かなりこじんまりとしていた。

(その2)へ続く。
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