Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

dufy.jpgBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている『デュフィ展 ~絵筆が奏でる 色彩のメロディー~』に行ってきた。

ラウル・デュフィ(1877-1953)は、「色彩の魔術師」と言われる20世紀のフランスのパリを代表するフランス近代絵画家。アンリ・マティスに感銘を受けつつも、原色ではなく、陽気で透明感のある色彩と軽快な筆さばきが特徴とのこと。

展示は、4部構成で、それぞれで印象に残った作品をメモ。

第1章:1900-1910年代 造形的革新のただなかで
南仏の町レスタックの風景を描いた作品が多かった。

第2章:木版画とテキスタイル・デザイン
群馬県立館林美術館蔵の『動物詩集あるいはオルフェウスとそのお供たち』の版画がたくさん。親しみやすかった(逆に言うと、庶民的な感じで革新的な画家の作品とは思えず・・・)
テキスタイルのほうは、実際にその生地が使われていたワンピースの展示アリ。パリジェンヌに似合いそうなものだった。

第3章:1920-1930年代 様式の確立から装飾壁画の制作へ
ハイライトは、1937年に開催されたパリ万博の電気館のために制作された『電気の精』のミニチュア版。
この作品は発想が愉快でとても気に入った。
画面の下方には、古代ローマの自然哲学者ルクレティウスから始まり、画面向かって右から左へ、電気の発明と発展に貢献したとされる100名を超える科学者や発明家が描かれており、画面中央にはギリシャ神話オリンポスの神々と天空を司るゼウスの雷が蒸気機関(?)を祝福している、というもので、見ていてとても楽しい気分になれた。

このほか、『馬に乗ったケスラー一族』『サン=タドレスの大きな浴女』と海の女神を描いた『アンフィトリテ』、『電気の精』と似た感じで淡い色彩が可愛らしい『パリ』など、見ごたえある作品が多かった。

第4章:1940-1950年代 評価の確立と画業の集大成
↑のポスターの『ヴァイオリンのある静物:バッハへのオマージュ』。ワタクシには、バッハから赤やピンクという色はイメージできないのだけれど、華やかで目を引く作品だった。

『電気の精』の壁画は、パリ市立近代美術館に展示されているとのこと。見てみたいなー。
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