Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

【ポルトガル旅行:3日目(その2) コインブラ散策】


ポルトから特急で約1時間、コインブラに到着。
なお、特急列車が停まるコインブラの鉄道駅は、「Coimbra B駅」で、コインブラの市街地へは、そこでローカル路線に乗り換え、「Coimbra A駅」に行く必要がある。このローカル線の電車の本数が少なく、かつ特急電車との接続も良くないので、時刻表を調べて待ち時間の少ない電車を選ぶか、もしくはCoimbra B駅からはタクシーを利用するかしないと、なーんにもないCoimbra B駅で長時間待つはめになるので、注意しましょう。
2-coim1.jpgコインブラは、イスラム教徒の支配を経て、ポルトガルが建国された12世紀、最初に首都になった古都。
1290年にはコインブラ大学が設立され、以降、大学を中心にポルトガルの文化と学問の発展に貢献してきた。今も、リスボン、ポルトに次ぐポルトガル第3の都市である。

コインブラの観光の起点は、こちら(←)のポルタジェン広場
広場から北に延びるメインストリートをてくてく歩くと、別の広場、5月8日広場に到着。


2-coim2.jpg 2-coim3.jpg 5月8日広場に面して建っているのは、サンタ・クルス修道院(←)。
ポルトガルの修道院らしく、アズレージョが施されている。赤いパイプオルガンってちょっと珍しい。


2-coim4.jpg 続いて訪れたのは、コインブラのハイライト、コインブラ大学
図書館などに入場するためには、あらかじめビジターセンターでチケットを購入する必要がある。ちなみに、図書館については内部の環境を維持するためだろう、門の開閉が少なくて済むよう、入場時間が決められることに注意が必要。

こちら(←)は、旧大学への入り口『鉄の門』。入口の足元には、見事な学校の校章(?)のモザイクがあり、学生や観光客たちを迎えてくれる。
ちょうど黒マントを着た学生さんたちがいたので、ここぞとばかりにシャッターを切った。
ちなみに、恋人ができるとこの黒マントの裾を破くという習慣があるらしい(裾がビリビリになっている学生ほど、モテるってこと)

門をくぐって中庭を通り、いよいよ世界でもっとも美しい図書館のひとつと言われるジョアニア図書館(↓左)へ。
18世紀に建てられたもの(増築で今は最初のものから3倍の広さになっている)で、蔵書は30万冊以上。何より内部の金泥細工が見事で、うーっとりしてしまう。
中は本にとって優しい温度と湿度が保たれており、非常に快適。虫が付きにくい木材を用いるなど、蔵書を守るさまざまな工夫がされているとのこと。

残念ながら内部は撮影撮影は禁止で、こちら(↓右)は、ポストカードを撮影したもの。
この見事な蔵書スペースの下には、図書館として使われているところもあり、そこには16世紀に日本を訪れ、その様子を書き綴った16世紀の本なども展示されていた。
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こちら(↓)は、学位授与の儀式などに使われるという『帽子の間』
いやぁ、こんなところで卒業式とかしたら、たいして勉強してなくても(?)、感動するだろうなぁ・・・
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こちらは、帽子の間の近くにあった窓から見たコインブラの眺め
ポルトガルの街らしく、オレンジ色の屋根瓦が印象的。
すぐ近くに見える、どっしりとした大きな黄土色の建物は旧カテドラル(この後訪れました)。
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2-coim10.jpg こちらもコインブラ大学のキャンパス。さきほどの『帽子の間』があるのもこの建物。ほかに、礼拝堂(こちらも写真撮影禁止)などもあった。
時計塔は学生たちから「カブラ(山羊)」と呼ばれている。

続いて訪れたのは、旧カテドラル(↓)。コインブラには新旧二つのカテドラルがあり、この旧カテドラルは12世紀にポルトガルの初代国王アルフォンソ・エンリケスの命によって建てられたもの。
ただ、新しいほうといっても16世紀末に建設が始まったという歴史を持つ。新カテドラルにも行きたかったけれども、残念ながら月曜日は休館でした。。。
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2-coim19.jpg観光のラストは、コインブラ・ファドの鑑賞。アルメディーナ門を少し上ったところにある、コインブラ・ファド・センターへ。
18時~の回と19時~の回があり、1回あたり約50分で、10ユーロ也。
コインブラのファドは、リスボンのファドとは少し異なっていて、ヴォーカルは男性のみ。コインブラ大学の学生によって発展したからだそう。男子学生が想いを寄せる女性に捧げた恋の歌や、学生生活、青春時代を謳歌している様子を歌った明るい歌などが演奏された。
コインブラ・ファドを広めたいという団体が運営しているので、説明なども丁寧だった(ポルトガル語、英語の2か国語でやっていたが、フランス人などがいればフランス語でも説明するものと思われる)。
恋の歌は、暗くなってから、男子学生が意中の女性の家の近くに出かけ、外からその女性の部屋に向かって歌い、女性はそれをベッドに座って窓越しに聴いた、それゆえ、素晴らしい歌に対しては拍手でなく、“咳払い”をするのが作法なのです、という説明がされ、ワタクシたちオーディエンスも咳払いをするように言われたり、一緒に歌ってみましょうと促されたり、なかなか面白かった。
ヴォーカルなし(ギターのみ)の曲も数曲聴いたけれども、やっぱりしんみりとした(ちょっと演歌ちっくな)歌があるほうがワタクシは好みだった。

コインブラ・ファド鑑賞のあとは、ちょっぴり、みやげもの屋を冷やかす。
コインブラの近くの陶器で絵付けに特徴のあるコニンブリガ焼き、ポルトガルの幸運のシンボル(?)鶏のガロなどが所狭しと並んでいた(↓左・中央)。あと、民家なのかお店なのかわからないけれども、ジーパンを加工したプランター(?)がベランダに飾ってあって、可愛らしかった(↓右)。これは日本でも受け入れられそう?!
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さて、夕食の時間。
コインブラでは、ぜひここの郷土料理であるシャンファーナ(仔ヤギの香草&赤ワイン煮込み)をぜひとも食べたいと思っていたので、下町のレストラン街をウロウロ。。。
某クチコミサイトで評価の高かった店は、外まで行列が出ていたのであきらめ、ホテルにほど近くで、人がそこそこ入っている店に入ってみた。
2-coim20.jpgオーダーしたのは、赤ワイン(グラス)、本日のスープ:野菜スープと、お目当てのシャンファーナ。残念ながら、半分サイズ(メイア・ドーセ)にしてもらえなかったので、このボリューム!(→)。
仔ヤギは、香草や赤ワインで煮込んであるせいか、まったく臭みはなく、見た目よりギトギトしている感じもなく、柔らかくて食べやすかった。付け合せのジャガイモもしっとり&ホクホクで美味(おなかいっぱいになるので、たくさんは食べられなかったけど)。
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盛りだくさんの3日目はこれでおしまい。

明日は、コニンブリガのローマ遺跡を訪れた後、アレンテージョ地方のエヴォラに移動します。
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