Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

インドネシア旅行 ~2日目(前編)~ 

2013/01/03
Thu. 12:08

【2日目(前編) : ボロブドゥール寺院遺跡群】


朝4時45分にホテルのロビーでガイドと待ち合わせ、サンライズ鑑賞に出発。
まだ真っ暗だし、寺院の階段の段差は大きくて歩きにくく、そのうえ雨上がりで滑ったので、ガイドが懐中電灯を貸してくれたのはありがたかった。
円壇に上っていくと、観光客がたくさんいた。思ったより日本人は少なく、白人の仏教徒らしき人たちが尼さんと一緒にお経のようなものを唱えていた。
朝日が昇るのをじっと待ち、だんだん白んできたところ(↓)。正面に見えるとんがった高い山はムラピ山活火山。だいたい4年に1度の周期で活動が活発になるので、“オリンピック山”とも呼ばれているのだとか。
残念ながら、雲が多くて朝日自体は見れなかったのだけれども、朝もやの中の景色も幻想的で、なかなかステキだった
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すっかり明るくなると、観光客たちは続々と下山。ワタクシたちはここから写真撮影タイムに突入。
ワタクシたちのガイドさんは、日本語は下手だし、遺跡などの説明もかなりいい加減だったのだけれど、写真撮影スポットはたくさん知っていて、たくさん写真を撮ってくれた(ここに座って!立って!こういうポーズして!と、半分遊ばれてる感じだったとも言えるけど)
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ボロブドゥール寺院のてっぺんにあるのは大卒塔婆(ストゥーパ)
この周りを3回時計回りにまわり、願い事をすると祈願成就するらしいので、カメラ片手にのんびり回ってみた(真剣度足りなさすぎ)。願い事は初詣と同じもの。

その下には3段の円壇があって、そこには中に仏像の入った72のストゥーパが並んでいる。
一番上の円壇のストゥーパは正方形の穴が格子状に開いているのに対し、下の2段のはひし形になっている。この正方形は“安定”を、ひし形は“不安定”を示し、穴のない大卒塔婆は、“完璧なもの”を表しているとのこと。

ボロブドゥールの構造は、煩悩に満ちた“俗界”から、煩悩は克服したけれどまだ迷いのある“色界”(5段の方壇)に上っていき、さらに解脱の”無色界”(円壇から大卒塔婆)に到達する、という悟りを開くまでの過程を表していると言われている。
カーラと呼ばれる鬼の顔をした門(↓左。写真の門に顔はないけど・・・)は、色界から無色界への門。
それぞれの方壇には壁があり、壁には仏像が納められている(↓右)。
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nesia2-7.jpg方壇に設けられた回廊にはそれぞれレリーフが施されているけど、もっとも有名なのは釈迦の生涯が表された一番下の回廊のレリーフ

←は天界にいる釈迦(菩薩)。まだこの世に降りてきていません。

1000年以上も前のレリーフが美しく残っている。
nesia2-8.jpg←は、釈迦の母、摩耶夫人。
nesia2-9.jpg摩耶夫人は、白い像(←)が自分の中に入ってくる夢を見る、という有名な場面(摩耶夫人の霊夢)。
本当は↑のレリーフも含めて1つのシーンなのだけれど、引いて撮ると白い象がわかりにくかったので、分割して撮影。
nesia2-10-2.jpg←は、叔母に抱かれる釈迦。生母の摩耶夫人は、釈迦を生んで7日後に亡くなってしまう。

当然のことながら、釈迦が修行して解脱するまで、もっともっと多くのレリーフがあったわけだけれども、時間もなくじっくり見ることができず(涙)。

一番下の“俗界”には、煩悩にとらわれた人間の姿が描かれたレリーフがある。
160枚あるとのことだが、今は補強用の石組みで覆われていてごく一部しか見ることができない(あまりにグロテスクなのでわざと見せていないという説もあるとか)。
↓はそんなレリーフのうちの2枚。ゴシップばかりしている人間(左)が、死語に醜い姿になっている(右)ところ。
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ホテルに戻って緑をのぞむレストラン(↓)で朝食を取り、象に乗ってのボロブドゥール遺跡公園内の散策へ。
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小高い丘に登っていくと、遠くにボロブドゥール寺院が見えた(揺れる象の背中から高倍率ズームで撮ったのでかなりぶれてる・・・)
散策中、象はおなかがすいているのか、そこらへんに生えている草(木)を、器用に鼻を使ってむしり取ってむしゃむしゃ食べていた。散策終了後は、ご褒美に(?)バナナをあげた。これだけの量じゃ、腹の足しにはならなかっただろうけど・・・
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そうそう、散策の道中、インフォメーションセンターのような売店のような所の前を通ったのだけれど、社会科見学か何かで訪れていた小学生の集団に手を振られ、写真を撮られまくった。一応、手を振りかえしたワタクシ(さらに喜ばれ、手を振られたものとも思われる)、皇族の人ってこんな感じなのかしら?などと思った。

以上でボロブドゥール寺院観光は終了(もっとゆっくりしたかったのは山々だけど)、車で移動して、近くにあるムンドゥ寺院(↓)を観光。
ムンドゥ寺院もボロブドゥール寺院と同じ時期に建てられており、この2寺院の間にもパウォン寺院という寺院もあるとのこと(これら3つの寺院は、一直線に並んでいる)。
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ムンドゥ寺院の壁面にも、見事なレリーフが施されていて、寺院の中には3つの釈迦(菩薩)像が安置されていた。
仏像が残っているせいか、遺跡としてでなく、普通に信者が訪れる現役のお寺なのだという。
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nesia2-22.jpgムンドゥ寺院の隣に、大きな大きなガジュマルの木があり、ブランコ(ターザンごっこ?)ができるように、足場になるベンチも用意されていた。チャレンジしてみるも、身体が重すぎて・・・(汗)。

silver.jpgこの後、ジョグジャカルタの銀細工の工房に連れて行かれる(ジョグジャカルタ観光の内容に含まれていた。興味はないけど、安いツアーなので仕方がない)。
ジョグジャカルタは、王宮のあった都で(京都とは姉妹都市らしい)、王族に納めるための銀細工が盛んだったのだとか。ここの銀細工は色が白いのが特徴で(最初に銀の細い糸と薄い板をつくり、それをピンセットなどを使って加工していくから???)、こちら(←)は、日本の皇族がインドネシアを訪れた際に美智子さまにプレゼントしたブローチと同じデザインのもの。
細かい細工の技術は素晴らしいとは思ったけれど、もちろん購入せず。

ちなみにこの日、まだ2日目の午前中は平気だったのだけれど、実は今回の旅行、見積もりが甘く両替の金額を誤り、しかも福沢さんしか日本円のお札がなかったので追加両替もできず、米ドルも必要な分しか持ってきていなかったので、食事の前には毎回のようにお財布の中身を確認してました(汗)。

後編に続く)
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