Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

時代の美 鎌倉・室町編@五島美術館 

2012/11/25
Sun. 12:22

先週に引き続き、五島美術館へ。
先週までの展示は『奈良・平安編』だったけれど、今週からは『時代の美 第2部 鎌倉・室町編』に展示内容が変わっていたので。

gotobijutsukan_02.jpg今回の展示の目玉は、国宝 紫式部日記絵巻
これは、紫式部が宮中での出来事を日記にしたためた時代からおよそ250年後、鎌倉時代前期にその日記を絵巻にしたもので、もともとは全十巻あったとされ現存しているのは約四巻分とのこと。
今回展示されていたのは、五島美術館が所蔵する3点、五島本第一段、五島本第二段、五島本第三段
印象に残っているのは、第二弾で、紫式部が使えていた中宮・彰子がまだ生まれて間もない若宮(のちの後一条天皇)を抱いているところが描かれていたのだけれど、その赤ちゃんの顔がどう見てもおじいちゃん(笑)。

前回の展示は写経が多かったけれど、今回は三十六歌仙絵時代不動歌合絵が多かった。
三十六歌仙絵は、三十六歌仙の肖像と代表的な歌を描いたもの。もともとは絵巻だったが、歌仙一人ごとに分割され、今はそれぞれ掛軸になっているんだとか。卑近な例で申し訳ないけど、百人一首(かるた)の原点を見た気がした。
時代不同歌合絵は、隠岐に流された後鳥羽院が、万葉集や古今和歌集など古いものから50人、新古今和歌集など新しいものから100人を選んで、それらを1:2で合わせたもの。

室町時代くらいになってくると、巻物でなく冊子の形になったものも出てきたようだ。平家物語の写本が展示されていた。

そのほか印象に残っているのは、運慶の作と伝わる愛染明王坐像。しげしげと近くで見ていてつくづく思ったのは、「これは日本人の顔じゃない・・・そうだ、インド人の顔だ!」ということ。ぎょろっとした目、大きな口、ちょっとだけ四角張った感じの丸顔、恰幅のいいインド人の特徴とおんなじだ!
仏様(如来像とか菩薩像とか)の顔は日本風にアレンジされても、この愛染明王はアレンジされなかったってことなのかしら?
ちなみに当初は金箔で覆われていたとのことだけれど、金ぴかのこの像ってけっこうコワイ気がする。

ワタクシの好みでは、奈良・平安編のほうが面白かった。
年明けからは、『第3部 桃山・江戸編』になるとのこと、興味がある方はお早めに!

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