Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

レスラー 

2010/02/22
Mon. 12:06

『レスラー』(2008年/米国 原題:The Wrestler)を見た。
600万ドルという低制作費、公開時にはたった4館でのみの上映だったにもかかわらず、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、アメリカ国内でも2600万ドルの興行収入を得た、ミッキー・ローク主演作。

thewrestler.jpg

=ストーリー=

1980年代に人気を博したプロレスラーランディ・“ラム”(ミッキー・ローク)は、50代の今も、スーパーマーケットでパートタイムで働きながら、細々とプロレスを続けていた。往年の名勝負といわれた悪役ジ・アヤトラー戦の20周年記念マッチが組まれた矢先、ランディは長年の酷使がたたり、心臓発作で倒れてしまう。
引退を決意したランディは、フルタイム勤務するようになり、長年疎遠だった娘ステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)との関係を修復しようと、酒場のストリッパーキャシディ(マリサ・トメイ)にアドバイスを求め、洋服をプレゼントすることにする。キャシディは洋服選びに付き合ってくれ、二人はいい雰囲気になる。
しかし、娘との食事の約束をすっぽかし、キャシディにも受け入れられなかったランディは、仕事を辞め、再びリングに立つ。

=感想=

 1980年代に絶頂期を味わい、その後どん底に落ちたランディと、ミッキー・ローク本人が重なり、まさにはまり役。制作会社の意向どおり、ニコラス・ケイジがランディを演じていたら、この作品はこんなに共感されることもなかったのではないだろうか。

 ミッキー・ロークの演技は、素晴らしかった。
レスラーとしての顔はもちろん、キャシディのために踊ってみせた顔、スーパーで客に愛想をふりまいている顔、娘に真摯な態度で向き合う顔。どれも、年齢を重ねた渋みというか、その表情が多くを物語っていた。

 娘との約束をちゃんと守っていたら。キャシディが受け入れてくれたら。ランディはリングに立たなかっただろうか?いや、それでも、きっと立っていただろう。


=評価=
★★★★(満点は★5つ)
スポンサーサイト

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://small2talk2.blog13.fc2.com/tb.php/51-1ac19214
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-08