Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

九州温泉ミニ旅行 ~2日目~ 

2011/09/16
Fri. 23:38

【2日目 : 武雄温泉 → 有田 → 鳥栖 → 由布院】


10時13分発の電車に乗って武雄温泉から上有田へ移動。2時間に1本くらいしか電車がないから乗り過ごしたら大変(上有田でなく有田駅までなら特急が走っているのでもう少しだけ本数は増える)。
電車はワンマンカー、15分ほど乗って着いた上有田駅は無人駅だった。

ゴールデンウィークの時期には陶器市で観光客であふれるという皿山通りの最寄駅だというのに、駅前はちっとも観光地っぽくない=情報がない。
「切符の販売は駅前の原田酒店でおこなっております」というような紙が貼ってあったので、とりあえずその原田酒店へ行ってみると、このあたりの地図をくれ、また200円で手荷物も預かってくれるというのでお願いする(駅にコインロッカーはない)。

もらった地図を片手に、もう片方の手に傘を持ち、いざ皿山通りへ。駅から徒歩5分弱で到着したものの、なんのイベントもないオフシーズン、がらーんとしておりかなり淋しい。。。
皿山通りから1本裏道に入ったところに、“トンバイ塀のある裏通り”(↓)がある。
トンバイとは、登り窯を築くために用いた耐火煉瓦のことで、その煉瓦の廃材や陶片などを塗り固めて作られたのがこのトンバイ塀。一説には、このような塀で囲うことにより製陶技術の秘密を守ろうとしたとか、しなかったとか。
こちらのトンバイ塀に囲まれた立派なお屋敷は、辻精磁社という窯元。天皇家や宮家御用達の名窯だったとのこと。
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少し歩いて、陶山神社へ。
ここ陶山神社には、白磁でできた鳥居があるほか、狛犬や大水瓶、欄干などもあり、なんとも有田らしくユニーク。
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arita-5.jpgarita-6.jpg大鳥居はいつぞやの台風で壊れてしまったものを復元したのだそうで、かなり傷だらけで痛々しい姿だったけれど、狛犬の状態はまずます良好(鳥居も狛犬も大水瓶も、明治中期に奉納されたもの)。

この神社は有田の町が見渡せるようにと小高い丘の上に立っているのだけれど、確かにそこから見ると煙突から煙が出ていたりしてなかなか風情があった。しかーし、神社のすぐ近くを線路が走っているのはいただけない(電車の本数が少ないので踏切はない)。なんでこんなところに線路通したのかなー?

この陶山神社は、日本で磁器生産を始めた陶祖・李参平を祀っている。
文禄・慶長の役の際、多くの武将が朝鮮から陶工たちを日本へ連れてきたが、鍋島氏が連れてきた李参平がここ有田で磁器の原料を発見し、彼により日本で磁器生産が始まったとのこと。その原料が見つかった場所は、今は白磁ヶ丘公園という史跡になっており、上有田駅から歩いて15分くらいのところにあるのだけれど、今回は時間の関係で訪れず。
そのかわり(?)、そしてその李参平が開いたという天狗谷窯(→)の跡には足を延ばしてみる。
どこがどういう風に窯になっているのか、知識の乏しいワタクシにはまったくわからず(汗)。
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続いて深川製磁参考館(↓左)へ。中は立派な洋館で、宮内庁御用達の窯元らしく、きらびやかな陶磁器が展示されていた。
その斜め向かいにあったのが有田異人館(↓右)。有田の豪商、田代助作が外国商人用に建てた和洋折衷の建物。
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arita-10.jpgさらに有田陶磁美術館(←)に行ってみる。入館料は100円。
1階と2階があり、有田の磁器の始まりから現代まで、その歴史を追う展示となっていた。館内はせまかったけど、色狛犬や有田は皿山の職人たちの様子を描いた大皿など、思ったより興味深かった。
ちなみに、有田の磁器は伊万里港から積み出されていたので“伊万里”“古伊万里”と呼ばれていたとのこと。

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焼き物のセレクトショップをいくつか見ていたらあっという間に時間が経ってしまい、電車の時間に。
上有田駅に戻り、ワンマンカーに乗って肥前山口へ、そこから長崎本線に乗り換えて鳥栖へ。
鳥栖から“特急ゆふいんの森”という観光列車に乗る。
この観光列車、景色が見えやすいように座席が少し高いところについていたり、車窓から景色が見えるところはアナウンスで案内しながらゆっくり走ってくれたり、由布院のロールケーキの有名店B-speakのロールケーキが車内で食べられたり、鉄道マニア向け(?)のオリジナルグッズが販売されていたりと、いろいろ工夫が凝らされていた。

yufuin-1.jpg鳥栖から緑の中を走ること1時間45分、由布院に到着。
駅舎は大分県出身の建築家・磯崎新がデザインしたもので、緑と湯煙の白に生える黒い特徴あるもの。
広い吹き抜けがあり、待合室のロビーはギャラリーになっており、毎月展示が変わるという。

駅から宿に連絡し、車で迎えにきてもらう。かなり強く雨が降っていたので送迎があって助かった~。
今夜泊まる宿は、由布岳が望めるお部屋と露天風呂があるということで選んだ『柚富の郷 彩岳館』。
フロント前のスペースが狭いので、その隣のレストランスペースでウェルカムドリンクの抹茶と柚子羊羹をいただきながらチェックイン手続き。夕食も朝食も部屋ではなくここレストランでの食事になるとのこと。
チェックイン後、貸切の家族風呂の予約を奨められたので、明日の朝7時~で予約する(利用は1組50分)。

こちらの旅館には貸切の家族風呂2つと、大浴場が2つ(男湯と女湯が日ごとに入れ替わる)。
雨が降っていて露天は十分に楽しめなかったけど、今日も食事の前にひとっぷろ。
夕食は、昨夜に続いて温泉旅館らしい会席料理。
メインは豊後牛のサイコロステーキ♪でまたまたおなかいっぱいに。今回の旅行では確実に太ったぞ・・・・

部屋に帰って、部屋に合った4ピースパズル『the T』にはまる。
すべての問題をクリアし、満たされた気持ちで早めに布団に入りました。

明日は由布院散策の予定です。



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