Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実 

2011/09/24
Sat. 20:44

『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』(2010年/米国 原題:Inside Job)を見た。

insidejob.jpg

=ストーリー=

2008年のリーマン・ショックによって引き起こされた世界的な不況。この金融危機とはなんだったのか、政治家、ジャーナリストやさらにはウォール街の関係者や大学教授にインタビューを試みたドキュメンタリー作品。

=感想(箇条書き)=

・ 金融業界の規制緩和に始まり、金融市場がどんどん複雑化(冷戦終了の影響で理系の頭脳が無から有を生み出す“夢”の金融デリバティブが発達)、一気に金融バブルが起こりウォール街の金融マンがもてはやされ、サブプライムなどリスクの高い商品を格付け機関が高評価をつけ年金基金がそれを購入。しかし実態はサブプライムはどんどん焦げ付いており、不良債権となってバブルが崩壊。この危険性を訴える人もいたにはいたけれど、ロビイストに操られた政治家たちは見て見ぬふり。非常に勉強になったけれど(もちろん鵜呑みにしては危険かもという意識はある)、それよりなにより腹が立った
 クズだとわかっている証券を売って、他方でその証券が破たんすれば支払が受けられる金融商品を買っていただなんて・・・詐欺以外の何物でもないし!!!

・ ドキュメンタリーの最後に指摘していたけれど、ぼろ儲けしてありえない金額の報酬を受け取っていた役員たちから、それら報酬を返せ(会社に戻せ、公的資金に戻せ)という訴訟が提起されていないというのは、やはり納得がいかない。まだまだ裏になにかあるんだろうなぁ。

・ この作品のためのインタビューを拒否した、という人も多かったけれど、ぬけぬけと「自分は何も悪いことはしていない」「報酬は妥当だ」などと言って顔を出す奴も出す奴だと思う。恥を知れ!と思うのは日本人の感覚なのかしら?

=評価=
★★★★ (満点は★5つ)
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この記事に対するコメント

私もちょうどこれを家で観てたの!
私もサブプライムが返済されなかったときのための金融商品を買ってたくだりでびっくりしたよ。リスクを人に押し付けるってことは仕事を全くしてないってことなのに、報酬は莫大なのね。すごーい後味の悪い映画でした。

tomoko #- | URL | 2011/09/27 20:10 * edit *

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