Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

わたしを離さないで 

2011/03/30
Wed. 23:45

『わたしを離さないで』(2010年/英米 原題:Never Let Me Go)を観た。

neverletmego.jpg

キャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)は外界から閉ざされた寄宿舎学校の同級生。実は彼らは、臓器提供のドナーとなるために生まれ育てられていたのだった。クラスメートにかわれていたトミーと最初に親しくなったのはキャシーだったが、やがてトミールースと付き合うようになる。18歳でその学校を卒業した3人は、コテージという農村の施設で共同生活を始める。
約10年後、ドナーの介護をする介護士になっていたキャシーは、偶然、病院で2度の提供を経て体力の弱ったルースに偶然出会い・・・

=感想(箇条書き)=

・原作はカズオ・イシグロの小説で、若手3人の俳優の演技も良かったし、子役たちも良かったし(顔立ちそのものや雰囲気が似ていて大人になっても違和感がなかった)、絵も美しかったし、かなり完成度の高い作品だと思う。

・自分が他人のドナーになるためだけに生まれてきたと知りながら生きる、“終了(Complete)”するのを待っている間って、いったいどんな気持ちなんだろうか。3人それぞれ少しずつ形は違うけど、生まれた以上は精一杯生きたい、生きていると実感していたいという気持ちがあふれていて、命の尊さについて改めて考えさせられた。

・強く印象に残ったシーンは、放置され人として扱われていなかったルースの“終了”の場面と“猶予”へのわずかな希望が失われた時にトミーが絶叫したところ。キャシーも語っていたけれど、救われる人の命と、ドナーの命と、何がどう違うというのだろう?その優劣を決めているのはいったい何?


=評価=
★★★★ (満点は★5つ)
スポンサーサイト

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://small2talk2.blog13.fc2.com/tb.php/356-8dc1cc32
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-08