Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

足立美術館 

2010/04/17
Sat. 22:46

母と2人で、美しい庭園で有名な足立美術館へ。
前日の夜に安来に入り、駅前のビジネスホテル(?)で宿泊し、今日朝イチ(といっても9時過ぎ)の足立美術館行き無料シャトルバスを利用した。
駅からバスで約20分(かなり遠かった!)で目的地である足立美術館に到着。
1-adachibijutsukan.jpg

館内に入り、大正時代の工芸品の展示を見ながら進み、しばらくすると、この美術館の創設者、足立全康氏の銅像が、順路はあちら、と案内してくれている。
2-annnai.jpg

少し歩くと、枯山水庭がパノラマで見えるロビーに出る。
“三つの立石は、峻厳なる山をあらわし、そこから注ぎ込まれた水が渓流となり、大河となって流れ行く様を、枯山水という伝統的な手法をもちいて表現して”いるとのこと(公式ウェブサイトより引用)。
枯山水庭の良し悪しはわからないけれど、山々の借景が見事で、ずーっと見ていても飽きなかった。
3-karesansui.jpg

このロビーから中庭に向かう途中に、童画展示コーナーがあり、ワタクシはここがえらく気に入った。
特に、林義雄さんの絵は愛らしくて、こういう絵が描かれた絵本で育った子どもは絶対にすぐキレたり、ぐれたりしない!と確信(?)したほど。見ていてほのぼのとした気持ちになれたので、ミュージアムショップで『いない、いない、ばあ』のカード、『四季の森』『またきてね』のポストカードも購入。

こちらは池庭。鯉が気持ち良さそうに泳いでいた。
7-ikeniwa.jpg

床の間に飾られた(風の)生の掛け軸
入館した時は不運にも(?)団体観光客とバッティングしたので、掛け軸には人の頭がたくさん入っていたのだけれど、その団体さんが帰った後は、「土曜日なのにこんなに空いてて大丈夫?」と思ってしまうほど人が減り、掛け軸から人の頭も消え、ゆっくり見ることができた。
8-namanokakejiku.jpg

横山大観の『白砂青松』という作品をイメージして作られた白砂青松庭
9-sirasu.jpg

庭園を見た後は、絵画鑑賞。
足立全康氏は、横山大観の絵にほれ込んでいて、大観の作品の収集に対する情熱はすごいものがあったのだという。そのおかげで、足立美術館の所蔵する大観の作品は約130点、質・量とも日本一なんだそう。
今年の3月1日から5月末日までは、『対決 横山大観と日本画の巨匠たち』という企画展をしていて、大観の作品と、同じ画題の他の作家の作品が並べて展示されていた。
そのほか、『横山大観名品選』という展示もおこなわれていた。

その中で印象に残っているのは、
橋本関雪 『富貴草図』 : ゴージャスなイメージのある牡丹がほんわか描かれていて素敵だった。
横山大観 『龍興而到雲』 : 龍にすごく愛嬌があるように見えた。大観の描く動物(?)は全体的にそんな感じだったなぁ・・・
横山大観 『曙色』 : ピンク色の海が美しい。
横山大観 『乾坤輝く』 : 有名な富士山の横に赤い太陽(日の丸)が描かれた絵。ワタクシの好みではないけれど、インパクトはあった。これを軍国主義的な絵という人も少なくないと知り、そういう見方もあるのか!と軽いショックを受けた。

絵画の後は、陶芸館へ。
ここには、地元安来市出身の河井寛次郎北大路魯山人の作品が展示されている。
河井寛次郎は釉薬の研究に励んだ人だそうで、赤やら黒やら緑やら、いろんな色が出ていて面白かった。展示作品のほとんどが形のゆがんだ壷のようなもので、何かに使うというよりは置いて飾るもの、という感じ。
北大路魯山人は、自らも料理人だったらしく、展示作品も実用的なものも多かった。
今、今年(2010年)秋にオープンする新館の工事中で、この陶芸館、かなりその震動で揺れてました

秋は紅葉でお庭も見事だろうし、足立美術館にはまたぜひ行きたい。

足立美術館を堪能した後、島根県の波根(大田市。安来市からだと、松江市、出雲市を越えるのでけっこう距離がある)に住んでいる伯母(母の実姉)に会いに行く。
海がとても近いので、少しお散歩。
10-sunset.jpg

夕日がきれいに見えたのでしばらくぼーっとしていた(東京はこの日雪が降ったらしいけど、島根はいいお天気だった)。海の上の光る道を歩いて行ったら、夕日にたどり着けるような気がするでしょ?
スポンサーサイト

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

この記事に対するコメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://small2talk2.blog13.fc2.com/tb.php/124-c39e8008
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

2017-08