Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

シンガポールでの週末@The Southern Ridges 

2018/07/14
Sat. 21:16

【シンガポールでの週末@The Southern Ridges】


sr.jpg日頃の運動不足を解消すべく、10kmほどのハイキング?ウォーキング?コース、The Southern Ridgesを歩いてみた。

The Southern Ridgesは、

Mount Faber Park (マウントフェーバーパーク)
Telok Blangah Hill Park (テロックブランガヒルパーク)
HortPark (ホートパーク)
Kent Ridge Park (ケントリッジパーク)
Labrador Nature Reserve(ラブラドール自然保護区)


という公園内・公園間をつなぐトレイルの総称。
今回ワタクシが歩いたのは、MRTのKent Ridge 駅(サークルライン)を下車、Kent Ridge Parkから、HortPark、Telok Blangah Hill Park、Mount Faber Parkへと歩いて、最後はMRTのHarbourFront駅までというコース。
たぶん、トータルで10~11km程度。
Labrador Nature Reserveは行かなかったので、また次の機会に。

最初に入ったKent Ridge Parkの案内板(←。クリックすると拡大)。
下方にThe Southern RidgesにおけるKent Ridge Parkの位置づけも記載されている。

”Ridges(尾根)”という名の通り、公園は小高いところにあるので、少し階段を上る。
すると高いところに出て、緑の向こうにコンテナとクレーンがずらりと並ぶ港湾施設を眺めることができる。とてもシンガポールらしい眺め?!
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Kent Ridge Parkの南端、↑の案内板では黒い太線になっているところが、Canopy Walk(↓)になっている。下から見ると、けっこう高い。
ここに限らず、The Southern Ridgesにはこういう人工的な遊歩道がとても多い。メンテナンスとか結構大変そうだけど、シンガポールは今のところお金もあるし大丈夫かな。
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sr3.jpg途中、戦争史跡らしき場所があり、案内板が出ていた。
1942年2月、日本軍がシンガポールに進攻し優勢に戦いを進める中、マレー人部隊が2日間、日本軍を食い止めたというパシー・パンジャンの戦いが行われたのが、ここKent Ridgeの丘とのこと。
公園内には戦争博物館もあるとのこと、今回はウォーキングがメインで足を運ばなかったけれど、機会があれば行ってみよう。

続いては、HortParkへ。
ちなみにCanopy WalkはHortParkに直接つながっていないので、要注意。キャノピーを歩ききったところから少し戻って階段を下り、HortParkにつながるトレイルに入る必要がある。


HortParkに入ると、まずは温室がずらりと並ぶエリアに入る。温室内は関係者以外立ち入り禁止、Gardens by the Bayのロゴの入ったコンテナなども並んでいたので、この温室で育てた花々はGardensで観賞用になっているものと思われる。
温室エリアを通り抜けると、Community Gardenが並ぶエリアへ。
ここで鳥さん発見(名前はわからない)。花も少し咲いていて、案山子がいたりもした(笑)。
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HortParkとTelok Blangah Hill Parkをつないでいるのは、Alexandra Archという葉っぱの形をした橋(↓)。
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sr10.jpgこちら(←)はAlexandra Archから見たHortParkの入口(といっても、ワタクシが歩いてきた方向からだと出口だけど)。
そうそう、この入口付近に立派なビジターセンターがあり、なんか騒がしい&やたらとカレーの匂いがすると思っていたら、なんとそこで結婚式が行われていた。どうやらインド人のカップルだった模様。末永く、お幸せに~。

Telok Blangah Hill Parkにも、Forest Walkと呼ばれる長いキャノピーウォークがある。こちらもけっこう高さがあった。
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Forest Walkを歩ききると、Telok Blangah Hill ParkとMount Faber Parkをつなぐ、Henderson Waves(ヘンダーソンウェイブ)に到着。
波打ったデザインが印象的な木造の橋。なかなか絵になる。夜はライトアップもしているらしい。
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地表からの高さは約36メートル。シンガポールで最も高いところにある歩道橋。
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Henderson Wavesを渡り切ると、Mount Faber Parkに到着。
こちらには、Faber Pointという見晴しのよい展望台と、小さなマーライオンがいた。
マーライオンがいるせいなのか?ここには大型観光バスが何台かやってきていた。
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展望台の下には、シンガポールの歴史のレリーフが飾られており、説明を読まなくても「あ、これ日本統治時代のものだ」とわかるものがあったので、撮影(↓右)。
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sr19.jpgMount Faber Parkから、MRTのHarbourFront駅までは、ケーブルカー(ロープウェイ)も走っている

Mount Faber ParkからMRTの駅まではトレイルがあるのだけれど、あいにくワタクシが訪れたときには工事中(メンテナンス中)。なので、車道を歩いて駅まで戻る。下り坂だったので楽ちんだったけれど、けっこうな上り坂で、Mountというだけあって高いところにあったのだなぁと改めて感じた。

2週間ほど前に歩いたTreeTop Wlakに比べると、街中から近いせいか、公園には飲み物の自動販売機がありお手洗いもあるし、土の上を歩くこともほとんどないので、より気軽に歩くことができるように思う。ベビーカーで散歩している人もいたくらい。

HourborFront駅前のショッピングモールのVivo Cityに寄ってみたところ、ものすごい人だかりでビックリ。
フェリー乗り場もあるからか、インドネシアから来ている人も多かったように感じた。

sr21.jpgたくさん歩いておなかもすいていたので、フードコートで食事。
前に、「スープ有りのエビヌードルを食べた」と話したところ、シンガポーリアンの同僚が「スープ無しの方がオススメ」と言っていたので、スープ無しのエビヌードル(Fried Prawn Noodle)をオーダー。
見た目はあれだけれど、スープ無しとはいえ、麺がたっぷりスープを吸っていて(スープの出汁はエビではなくてイカ?小さなイカがちらほら入っていた)、なかなか美味しかった。

ちょうど今日でシンガポール滞在4週間が経過。ちょっと胃袋も疲れてきてはいる気がしなくもないけれど、
When in Singapore, as the Singaporean eat.
をモットーに、これからもローカルフードを攻めたいと思います!
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シンガポールでの週末@マラッカ(後編) 

2018/07/08
Sun. 21:17

【シンガポールでの週末@マラッカ(後編)】


2日目の朝は、リバーサイドを散策。
と思ったら、何やらドラゴンボート(?)のレースイベントをやっていて、大音量で音楽は流れるし(なぜか、日本のアニソン)、ゆっくり散策という雰囲気ではなく。。。
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マラッカ川沿いには、砲台跡があり、撮影スポットになっていた。
遊歩道沿いには、マラッカの開祖といわれるパラメスワラ王の若き日の狩りのエピソードのレリーフもあった(↓右)。
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川沿いの散策はあきらめ、通称ハーモニー通りへ。この通りには、ヒンズー寺院とイスラムのモスクが仲良く並んでいて、少し離れたところには中国寺院もあるので、この名がついたとのこと。
ヒンズー寺院は朝のお祈りの時間で異教徒は入ることができず。
カンポン・クリン・モスクは、ミナレットの形が新鮮。中近東のモスクでは、こういうミナレットは見たことがない。。。
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モスク内部には入ることができた。マレーシアのモスクは緑でなく青の絨毯が多いのかな(昨日訪れた水上モスクも青い絨毯だった)。ふと目にしたレリーフの色合いがパステルカラーで、ちょっとプラナカンの影響を受けている???
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さらにハーモニー通りを進むと、立派な中国寺院である青雲亭 (Chen Hoon Teng Temple)に到着。
この寺院は、明の鄭和のマラッカ寄港を讃えて建立されたマラッカ最古の中国寺院。こちらはその入口。
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本堂は、当時のオリジナルが残っていて、仏像や本堂の建築材料はすべて、中国本国から運ばれてきたものなのだとか。
地元の人なのか、中華系の観光客なのか、どちらかわからなかったけれど、熱心にお祈りしている人も多かった。
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続いて訪れたのは、明の鄭和の偉業をたたえた鄭和博物館へ。
入ると、「ここはミュージアムだよ」と言われてしまう・・・土産物屋と間違えて入る人も多いのか?先客はおらず、ほぼほぼ貸切状態。でも、鄭和の大航海についていろいろ解説がされていて、ワタクシはとても楽しめた。
こちらは、宝船などに飲み水を確保するためのタンクがあった、という展示。
真水と食糧の確保は重要な課題でそれをどう解決したのか、また数万人にものぼった大艦隊を統括するためにどのような組織になっていたか、など丁寧な解説があった。英語の説明も充実(いざとなれば漢字を拾うこともできるし)。
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西洋の大航海時代より100年ほど早い時期に、鄭和は中国からアラブはもちろん、遠くは東アフリカ、ケニアまで到達していたという。
大船団のジオラマ。なぜか(単純だから)こういうのを見るとテンションが上がります。
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melaka43.jpgお昼は、昨日食べられなかったニョニャ・ラクサを。
シンガポールでなじみのあるカトン・ラクサと比べると、ココナッツミルクが少なく、辛みと酸味が強く、スープもさらっとしていた。
慣れの問題なのかもしないけれど、カトン・ラクサのほうが好みかな。。。

IMG_E2609.jpgこの後は少しウィンドーショッピング。アンティークのお店を覗いたり、アクセサリーの店を覗いたり。
そしてマラッカと言えばビーズサンダルも有名。だいたいどこの店でも、このくらいの(↑)サンダルだと、1足270~300リンギット(8000円前後)。足の甲全体を覆うデザインだともう少し値段は上がった。でもこういうサンダル、なんだか繊細そうで、履くのがちょっともったいない気がしてしまう。

最後に訪れたのは、ババニョニャ・ヘリテージ・ミュージアム
裕福なババニョニャ一家が30年ほど前まで生活していたお宅を博物館にしたもので、館内は撮影禁止。日本語の説明資料あり。
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印象に残っているのは、奇数は縁起が悪いので家具類は偶数用意されること(お葬式の時は奇数)、エビのすり身を上手に作れるかどうかがお嫁さん選びのポイントになったということ(このくらい裕福な家でコックを雇っていても、料理はした模様)、など。

melaka49.jpgこの後は、再びバスに乗ってシンガポールへ。
帰りは行きほど渋滞はひどくなかったけれども、シンガポールの入国ゲート前は、観光バスだらけでけっこうな混雑(→)。
ノービザ観光客であるワタクシは、シンガポールの入国時に長い長い列を並んで待たねばならず。入国できるまでに1時間ほどかかり、その間、大半の乗客はマレーシア人かシンガポール人でそんなに時間はかからないので、バスは先に出発してしまっていた。
まぁ、車内でガイドから、「シンガポール入国時は全部荷物を持っていくように。外国のパスポートを持っている人は出入国カードを書くように。バスは長時間は待っていられないので先に出発します、バスが見つけられなかったら自力で帰ってください」と説明はされていたので、心構えはできていたのだけれど。

幸い(?)、イミグレーションからJurong Eastまでバスが出ていることがわかり、一安心。バスが来るまで少し待ったけれど、乗ってしまえば20分弱でMRTの駅に到着。ちなみにこのバスでの支払は現金のみ可だったが、マレーシアリンギットが使えた(笑)。

移動に時間がかかり、1泊2日でもちょっと忙しかったけれど、マラッカは小旅行先としてはおススメ。

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シンガポールでの週末@マラッカ(前編) 

2018/07/07
Sat. 21:14

【シンガポールでの週末@マラッカ(前編)】


この週末は、シンガポールを出て小旅行。マレーシアの世界遺産、マラッカに行ってきた。
melaka1.jpgシンガポール⇔マラッカ間は各社が1日数本のバスを出していて、インターネットで予約が可能。予約自体は難しくないけれど、バスの発着場所はバス会社によっても異なるので、自分できちんと調べるべし。それから、土曜日の朝のバスは人気があるようなので、予定が立つなら早めに予約をしておくほうがよさそうだった。
ワタクシはKKKLという会社の、土曜朝シンガポール発、日曜午後マラッカ発の往復を手配。片道S$29~30ドルだった。車内(→)でWi-fiは利用できなかったけれど、座席は3列シートで広くて快適だった。いちおう、バス内は水以外の飲食禁止。おそらく掃除が面倒なのだろう(飛行機とかでもそうだけど、異常に汚くなるので・・・)。

土曜日の朝だったせいか、マレーシアとの国境、西側のセカンドリンク(新橋)の手前から大渋滞。。。
7時30分きっかりにBugisの駅前を出たバスが、シンガポールの国境を越えたのはなんと9時15分。出国手続は簡単で、自分でパスポートを読み取るとゲートが開くという仕組み。私のようなビザ無しの短期滞在者は、今回の出国で出入国カードの片割れが回収されることになるので、係員のいる場所に行くよう誘導された。
バスに戻って少し走り、続いてはマレーシア側の入国手続き。ここは係員がいちいちチェックしており、ワタクシは運悪く丁寧な?係員の窓口の列に並んでしまい、指紋まで取られた(手際良い係員の列は、誰も指紋など取られていなかった)。
バスの乗客がみな国境を越え、バスが出発したのは10時15分。ここからバス会社のガイドが乗車してきたのだけれど、「今の時点で2時間以上遅れています」と。。。

melaka3.jpgそこから2時間弱ほど走ったところにあるサービスエリア(←)で、30分ほどランチ(?)休憩。
おなかはすいていたけれど、マラッカで食べたいものがあったので、ガッツリ食べるのは控えた。ここのサービスエリアは、フードコートも広々としていて、お土産物なんかもたくさん売っていた。
そうそう、ワタクシはあらかじめ同僚に頼んでマレーシアのお金(リンギット)を持っていたので困らなかったけれど、両替所のようなところは見当たらなかったように思う。ATMはあったのかな?

こちらのサービスエリアを出発したのが12時50分。
その後も大渋滞というわけではなかったものの、比較的交通量は多かったのか、マラッカの中心部に到着したのは14時半過ぎ。
市内に入った後も、バスの停留所になっているホテルなどをくるくる回るし、一方通行も多いようなので、かなり時間がかかった。ホテルにチェックインできたのは15時前、シンガポールで長距離バスに乗ってから7時間以上、いやぁ、ここまで遠かった!!!

今回ワタクシが滞在したのは、立地重視でこじんまりしたゲストハウスっぽいところ(↓)。ショップハウスを改築した建物で中庭があり、雰囲気はなかなか良い。部屋は狭いけどこぎれいで満足。ただ壁が薄いので隣や階下の部屋の音はよく聞こえる。幸い、うるさい客はいなかったので、そんなに気にならなかったけれど。
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melaka3-2.jpgさて、待ちに待った?お昼は、マラッカ名物のチキンライスボール(←)。当初は和記(ホーキー)というお店に行こうと思っていたのだけれど、かなり並んでいたので時間節約のため計画変更、ホテル近くでお客さんもそこそこ入っていた古城鶏飯粒の支店へ。この店は、マラッカ市内にもたくさん支店があった模様。観光客より地元の人が多かったような気がする。

チキンライスボールは、その名の通り鶏のスープで炊いたご飯をボールのように丸めたもの。もちっとした触感だとの前評判だったけれど、固く握り過ぎていたせいか、もちっと?という感じはせず。
正直なところ、ワタクシは同僚に連れて行ってもらったシンガポールのチキンライスのほうが断然好みだった。

腹ごしらえをしたところで、散策スタート。
まずは、オランダ広場=スタダイス広場へ(↓)。
スタダイスとは、議事堂、市役所という意味で、1650年にオランダが建てたもの。現在は博物館になっている。
鮮やかなピンク色の建物が、異国情緒たっぷり。東南アジアっぽくもないし、オランダっぽい感じもしない(オランダには行ったことがないけれど)。
マラッカは、15世紀初頭に始まった明の鄭和の大遠征の際の寄港地として繁栄、その後イスラムを受け入れスルタンが治める王国となり、西洋の大航海時代にはポルトガル(1511~)、オランダ(1642~)、イギリス(1824~)の統治下におかれたという歴史をもつ。第二次世界大戦中の一時期は、日本が統治していたことも。。。
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マラッカの歴史地区はそう広くはないので、このトライショーという三輪人力車(↑)に乗って観光するのが定番らしい。トライショーは、こんな感じで派手に飾られていて、ミッキーマウス、キティちゃん、ピカチュウ、ニモ(ディスニーのファインディング・ニモ)などのキャラクターがあしらわれていて、夜には電飾でキラキラなものも走っていた。とはいえ、ワタクシは自分のペースでのんびりと散策したかったのでトライショーは利用せず。

オランダ広場の脇から階段を上り、セントポール教会礼拝堂史跡へ。
小高い丘の上に、ポルトガルによって1521年に建てられた教会・礼拝堂と、その手前に、日本でも有名なイエズス会宣教師フランシスコ・ザビエルの像がある。
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ポルトガルの後にやってきたオランダがプロテスタントの国であったためにメンテナンスがなされず、すっかり荒れてしまった教会を見て、なんとなく、マカオの聖ポール天主堂(跡)を思い出した。
荒れた教会の内部には、たくさんの墓石が。この墓石は、マレーシアが独立しイスラム教国となった際に撤去されそうになったオランダ時代のプロテスタントの人たちのものなのだとか。

丘の上なので、眺めもよく、マラッカタワーとマラッカ海峡が良く見えた。
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丘から階段を逆方向に下りると、ファモサ要塞跡(サンチャゴ砦)に到着。
昔はここが海岸線付近で、要塞や砲台跡が残っている。もともとはポルトガルが造ったもの。
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続いて訪れたのは、マラッカ王宮博物館(マラッカ・ソルタン・パレス)
1396年にマラッカ王国の王宮として建てられた後、1511年にポルトガルに焼き払われてしまったが、書物の記述などをもとに再建されたという伝統的な高床式のマレー建築で、釘は一本も使われていないという。
マラッカのスルタンの生活の様子、謁見の場面のジオラマ、
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シャム、中国、インド、アラブなどと広く貿易をしていた様子(↓はアラブのもの)、当時のマラッカの法の説明(↓は罪を犯した人に真実を話させるために行った拷問)、民族衣装などの展示があり、けっこう面白かった。
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こちらは、イギリス占領時代に建てられた将校たちの社交を目的とした「マラッカ倶楽部」の初代クラブハウス。現在は独立記念博物館になっている。
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ここまではすべて徒歩での観光。
ここからGrabで車を呼び、少し離れたところにあるMasjid Selat Melaka(マラッカ ストレイツ モスク)へ。
三方を海に囲まれた水上モスクで、夕日スポットとして有名。
モスクの中にも入ることができるが、観光客はモスク側が貸し出しているロングドレスと頭にかぶるスカーフの着用が必須。建物内部はそんなに凝ったものではないが、テラスに出ると海風が気持ちよかった。
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夕日を見るため、観光客も地元の人もたくさん集まってきていた。
日がすっかり暮れるとライトアップもされるらしいのだけれど、ワタクシは帰りの車の時間を決めてしまっていたので、ライトアップは見なかった。うーん、後でGrabで呼んでもよかったかなぁ。。。
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中心部に戻り、リバーサイドの夕景を楽しむ。昼間よりも夜のほうがきれい。
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夕食は、ニョニャ料理のお店(↓)へ。ニョニャとは、プラナカン=中華系の男性とマレー系の女性の混血の末裔=の女性のことで、いわばおふくろの味。
ただ、ニョニャ料理は、大勢でいろいろなおかずを頼んでワイワイ食べるのが正解で、一人で行ってもあまり堪能できず・・・
ニョニャ・ラクサを食べようと思ったら「本日分は売り切れ」とのことで、仕方なく、ニョニャ・ミーゴレンをオーダー。
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夕食後、ナイトマーケットが開かれているジョンカー・ストリートを散策。
かなりの人混み、しかも舞台が設けられていて歌謡ショー?みたいなものも行われていた。
通りの両側には、食べ物、飲み物、甘いもの、謎のキッチングッズの実演販売、土産物、アクセサリーなど、雑多な露店が立ち並び、台北の夜市みたい。
フレッシュマンゴージュースは美味だった。やっぱりマンゴーは果物の王様だ!
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けっこう積極的に歩いたこともあり、最後に足つぼマッサージへ。30分28リンギット(800円弱)。
足裏はよかったのだけれど、脛のあたりをゴリゴリやられ、ワタクシも老廃物がたまっていたせいもあるのだけれど、激痛が走る。後でホテルに戻ってみたら内出血してた

後編へ続く)

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シンガポールでの週末@Chinatown Heritage Centre 

2018/07/01
Sun. 20:35

【シンガポールでの週末@Chinatown Heritage Centre】

あいにくの曇り+ときどき雨のお天気だし、これまでけっこうアクティブに動いてきたので、今日はゆったり過ごすべく、お出かけは1か所にしようと決める。
博物館がいいかなぁ、と思ったのだけれど、仏牙寺龍華院、プラナカン博物館やアジア文明博物館はすでに行っていたので、今回はチャイナタウン・ヘリテージ・センターに行ってみることに。

chc1.jpgMRTのチャイナタウン駅のA出口からすぐ。入場料は15シンガポールドルと決して安くはないけれど、音声ガイド(日本語あり)も込みだし、ワタクシにとってはとても興味深く面白かったので、その価値は十分にあったと思う。

この建物は、いわゆるショップハウス3棟分がリノベートされたもの。
展示は3フロアに渡っていて、
1階は、ショップハウスの1階でオーダーメイドの仕立て屋を営む、チャイナタウンでは成功したといえる主人とその家族の住居とその暮らしぶり
2階は、賃料を払って生活する、様々な人たちの住居とその暮らしぶりの
3階は、チャイナタウンの歴史(1820年代~)

がそれぞれ展示・説明されている。

こちらは仕立て屋の店内。道具など細かいところもしっかり展示してあって、なかなか面白い。
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こちらは仕立て屋で働く住み込みの奉公人たちの部屋(↓左)。4畳半くらいのスペースに、枕が3つ。暑いので、どの部屋にも大きなうちわがあった。
お隣(↓右)は、ここの主人と家族の部屋。成功者といえども、豪邸に住んでいるわけではなく、部屋がとても狭いことに驚く。
とはいっても、ここ1階には主人の家族(と奉公人)専用の台所、トイレとシャワールームもあり、当時からすると裕福な生活を送っていたようだ。
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こちらは2階の、共用の台所とトイレ&シャワールーム
40人くらいで競うように使っていたのだというから、それは大変だっただろう・・・ちなみに写真左側がトイレ。排泄物は下のバケツに溜められ、毎日回収業者がやってきたとのこと。右側がシャワールーム。狭くて暗く、そのうえ途中で水がなくなることもしばしば。
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2階で暮らす人たちには、トライショー(人力車)の車夫、大工(新婚さん)、サンダル職人などがおり、それぞれの住居(1部屋)が再現されていて解説を聞くことができる。
こちらは露天商の女性とその息子の住居。女性はお菓子を作って売り歩き、わずかな現金収入を得ていた。息子の学生服もかかっていて、息子にはしっかり勉強するようにと話していたとのエピソードが紹介されていた。
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こちらはSamsui Women(三水婦女)の住居
三水婦女は、建築現場などで力仕事をしていた女性たちで、赤い頭巾と青い作業服がそのシンボル。クーリー(苦力)よりは自活できており、道具なども自前で持っていたようだった(写真には入っていないが道具の展示もあった)。ちなみに服が複数枚かかっていることからもわかるとおり、ここは何人かでシェアされていた模様。働く時間がみなバラバラだったので、複数人でもなんとかなったのだ。
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こちらは8人家族の住居
子どもたちの遊び道具がたくさんあった。少し年の大きな子どもは、道端で吸殻を拾ってきて、まだ吸われていない部分のタバコを集めて新しいタバコに巻き直し売って小銭を稼いでいたということも紹介されていた。
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こちらはマージェたちの住居(↓左)。マージェは通常は住み込みで働いていたので、ここはお休みの日を過ごした場所になる。何人かで共有されていた模様。窓がある明るい部屋だったので、比較的余裕のある暮らしができていたのかもしれない。
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隣の写真(↑右)は、お医者さん一家の部屋の写真なのだけれど、床に穴が開いているのが見どころ。
この穴は、1階の店が閉まっていても、露天商などが何かを売りに来たときに対応できるインターフォンのようなもの。天井(2階からだと床)をたたく音で、何を売りに来たのかわかったのだという。

こちらはお医者さん一家の住居兼診療所
窓のある部屋で、窓の外には看板も出ていたらしい。入り口に料金表もかかっている。漢字だと読めるのは日本人の強み。
問診2元、往診は5元と書かれている。当時の相場観がまったくわからないけれど・・・。
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続いて3階へ。中国大陸から移民としてやってきた中国人たちを最初に迎えたのが、この赤い灯篭だったとのこと。
新しくやってきた移民たちは、シンケ(Sinkeh/新客)と呼ばれ、差別されたり古株たちに利用されることも少なくなかったという解説もあった。
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ここからは、ダークなチャイナタウン社会の展示。
「四悪」と言われた、アヘン、酒、賭博、売春が、人々の生活をさらに苦しくし、またこれらを牛耳っていた秘密結社があったとのこと。
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赤い提灯は売春宿の象徴(↓左)。当時のシンガポールは男女比が1:10といういびつな状況にあり、貧しい家の娘が売られてきたり、または働き口があると騙されて売られたりして、娼婦にさせられたのだという。
その隣の写真は、秘密結社の様子で、椅子の下には武器が隠されていた、とのこと。ちなみに、秘密結社は、征服王朝である清の治世を良しとせず、明王朝を復活させるという大義名分をもったものだったとのことで、中国本土での暮らしが貧しく移民となった人々を惹きつけた、との説明もあった。
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健全なチャイナタウンに戻り、1960年代ごろのチャイナタウンの生活の様子を紹介する展示へ。
読み書きができない人が多かったので、代筆屋が大変繁盛したのだという。
その隣の写真は、移動図書館の様子。教育熱心だったことがうかがわれる???
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chc27.jpgこちらは、「死の家」と呼ばれた部屋を再現した展示。
身寄りのない移民たちが、他人に迷惑をかけまいと、死をひたすら待つというところ。1階が火葬場になっていて、2階には個室になっていたらしい。薬などは処方されず、ただただ迎えに来るのを待っていたと。このような死の家は、Sago Laneと呼ばれる通りに集中しており、今でも葬儀関係の商売をしている店が多いらしい。

展示スペースに映し出された文字は、

只身上路 孤単単

漢字なので、意味が分かってしまい、言葉につまる。
このような人たちの苦労があって、今のシンガポールの繁栄があるのだろう。
そして日本も戦後の苦しい時代があって、今の平和な日本があるのだろう。

chc28.jpg最後の展示スペースは、チャイナタウンの歴史を知ることができる現代に残る建物や、後世にパイオニアたちの歴史を残していこうとする活動などが紹介されていた。

音声ガイドも充実していたし、飽きないように工夫が凝らされていて、気づけばほぼ2時間が経過していた。
とても興味深い展示でした、歴史に興味がある人にはオススメです★★★★★

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シンガポールでの週末@TreeTop Walk 

2018/06/30
Sat. 22:14

【シンガポールでの週末@TreeTop Walk】

今日は午後からプチトレッキング。
ちょっとばかり用事のあったオーチャード付近から、167番(または162番)のバスに乗り、MacRitchie Reservoir Park(マクリッチ貯水池公園)で下車。
バス停からすぐに公園には入れるようになっていて、少しばかり貯水池のまわりを歩いて、トレッキング道へ。トレランをしている人も多かった。
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雨がぱらぱらと降っていたようなのだけれど、木々に覆われた道を歩くので傘は不要。
あまりアップダウンもなく、普通のスニーカーで問題なし(ビーサンとかだと歩きづらいだろう)。
分岐のあるところには必ずといっていいほど道案内も出ているので、迷う心配もない。
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1時間ほど歩くと、レンジャー・ステーションに到着(↓左)。
ここにはお手洗い(さすがシンガポール、きっちり洋式の水洗で、ハンドドライヤーまであった)、水飲み場もあった。
ここから坂道を上ること数分で、Treetop Walkの入り口に到着。こんな感じの木道(↓右)になっていて歩きやすい。
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こちらがTreetop Walk(↓)。見ての通り人が一人通れるほどの幅なので一方通行になっている。
tt8.jpg250メートルほどの細い吊り橋で、高い木々も間近で見ることができる。
ラッキー(アンラッキー?)だと、この吊り橋からおサルが見られるようなのだけれど、残念ながらワタクシは遭遇できず。
ところどころにある木々の解説などを読みながら、のんびりゆっくり渡りました

こちら(↓)は、橋の上から遠くに見えた、貯水池。
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Treetop Walkを歩き終えても、しばらくは木道が続く。
この道では、かなりにぎやかに虫が鳴いていた。外国人にとっては、虫の音というのは雑音でしかないと聞いたことがあるけれど、そういうものなのだろうか。
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(↑虫の声を撮ってみました)

続いて訪れたのは、Jelutong Tower(↓)という展望台。らせん階段を5~6階分くらい上るとてっぺんに着く。
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この展望台からは、貯水池の向こうに高層ビルが見えた。
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この展望台からUターンして、Treetop Walkの出口まで戻り、Sime Track、Terentang Trail、Venus Linkという道を通って帰路につく。Venus Driveという通りに面した駐車場がゴール地点で、Treetop Walkに行くだけであれば、この駐車場からの往復がもっともお手軽。道も整備されているところが多かった。

途中、念願のおサルに遭遇!
おそらく、日中はおサルは活動していないのだと思われる。夕方近くになれば、もっとたくさん出て来てくれたかも?(たくさんいたらいたで、困ったかもしれないけど)
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今回は、生き物や植物で面白いものはないかなー、とキョロキョロしていたのだけれど、あまり見つけられず。
こちらはかなり大きめの赤トンボ(↓)。
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あと、大きな赤い百足虫もいたけど、あまり気持ちの良いものではないので写真はアップいたしません。。。

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Venus Driveの駐車場から少し歩いて、52番のバスの停まるバス停へ。かなりおなかがすいていたので、ここからクレメンティまでバスで移動したのだけれど、シンガポールのバスは路線も多いし、使いこなせればかなり便利かも。
駅前のホーカーで夕食をとって帰宅。

今日もなかなか充実した週末の1日を過ごせました

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2018-07