Small Talk 2

旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

【マルタ&シチリア旅行:5日目(その1)モディカ&ラグーサ】
(マルタ → ポッツァーロ(シチリア) → モディカ → ラグーサ → カルタジローネ → シラクサ)


朝6:30にマルタのヴァレッタ近郊の港を出発するフェリーに乗って、シチリアのポッツァーロへ。
チケットはVirtu Ferries社のサイトから事前にネットで購入。特に混雑するわけでも、割引があるわけでもないので、当日購入でも全く問題はないと思われる。
1時間前にはチェックイン・搭乗するようにとの案内があったので(本当にそんなに早く行く必要があったかどうかは別として)、タクシーの手配は午前5時。眠いぞ~。

ほぼほぼ定刻どおりにのポッツアーロ港に到着。工事中だったので、これから少しは賑やかになるのかもしれないけれど、噂に聞いていた通り、周囲になーんにもない寂しいところ。
ワタクシは今回は太っ腹!(といっても、航空券がマイレージだったのでその分旅費負担は少なかったのだけれど)に、車とドライバーをチャーターしていて、港でのピックアップをお願いしておいたので、その車に乗っていざ、出発

最初に訪れたのは、ポッツアーロ港からは車で30分足らずの、モディカという町。
この町は、1693年にシチリア南東部を襲った地震の後に建てられた、後期バロック建築が印象的な8つの町から成る、ヴァル・ディ・ノート(Val di Noto)後期バロック様式の町として世界遺産に登録されている町のひとつ。
モディカの町は、渓谷の両岸に造られていて、高台の町(モディカ・アルタ)と下町(モディカ・バッサ)の2つに分かれている。
こちらは、階段の上からのが素晴らしいサン・ジョルジョ教会(↓左)。ファサードが半円形になっているのは、いわゆる耐震構造なのだとか。
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イタリアの町はそれぞれ守護聖人がいて(ヴェネチアのサン・マルコなどは特に有名)、モディカ・バッサの聖人は、サン・ジョルジョ(聖ゲオルギオス)。彼は馬に乗って龍を退治したという伝説があり、彫像もそのような姿のものが多いのだとか。
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そして、モディカは知る人ぞ知る(?)、チョコレートの町
スペイン統治下の時代に、スペインがアステカから持ち帰ったカカオをそのまますり潰して、砂糖とスパイス(シナモンやバニラ)を混ぜて固めたもので、舌触りが少しざらざらした感じ。今ワタクシたちが普通に食べているチョコレートは、カカオバターを使っているので溶けやすいけれど、こちらはバター状にする前のカカオをそのまま使っているので、高温でも溶けづらいという特徴もあり、おみやげにも最適♪日本にも多少は輸入されているらしく、通販サイトなどで見ると板チョコ1枚1200円とかかなりお高い(でも、現地で買えば3ユーロもしない!)

こちら(↓左)は、そのモディカ・チョコレートの老舗、Antica Dolceria Bonajuto(ボナユート)
観光客でごった返す人気店なのだけれど、ワタクシは開店直後(まだ大型観光バスが来ていない時間帯)だったので、たくさん味見もさせてもらった。
こちら(↓中央)は、ひき肉とチョコレートが中に入ったお菓子、インパナティッギ。シナモンが効いていて、ひき肉が入っているとは知らないと全然気づかない。
そしてチョコレートではないけれど、このボナユートに来たら絶対オススメなのが、こちらのカンノーロ(↓右)。カンノーロはシチリアのどこでも食べられるお菓子(映画『ゴッド・ファーザー』で有名にもなった)だけれど、こちらではオーダーしてから中のリコッタチーズを詰めてくれ、外はサクッとしていてとっても美味しかった
ちなみに(?)、ワタクシは今回の旅行で、リコッタチーズにはまりました。もともと熟成したものよりも、フレッシュチーズのほうが好きだったけれど、フレッシュなリコッタチーズ最高!!!
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こちらは、後期バロック様式に特徴的な、バルコニーに施された女性や空想上の動物の彫刻。ちょっと気持ち悪いというか、趣味が良いとは思えないのだけれど、どーしてこんなのが好まれたのかな?
これを見て、時代はずいぶん下るけれども、ラトビアのリガのユーゲントシュティール建築のことを少し思い出した。
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こちら(↑右)は、モディカ・バッサの守護聖人のサン・ピエトロ教会
階段の両サイドは、12使徒の彫像で飾られている。

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モディカのメインストリート、ウンベルト通りの様子(↑左)と、高台の見晴らしのよいところから見たモディカの街並み。このウンベルト通りがもともと川が流れていた一番低いところで、急な両岸に町ができていることがよくわかり、なかなか印象的。お天気も良いし、気持ちがいい~。

モディカを出て、一路、ラグーサという町へ。こちらもヴァル・ディ・ノート(Val di Noto)後期バロック様式の町のひとつ。
ラグーサも、昔からの旧市街(ラグーザ・イブラ)と新市街(ラグーサ・スペリオーレ)の二つの町に分かれている(モディカより町の規模は大きい)。
まずは、イブラ地区の入り口から少し歩いたところにある、サン・ジョセッペ教会。壁には日時計が描かれていた。
ドライバーさんいわく、この教会の隣の建物がイタリアで人気の、検察官が主人公のミステリ&人間模様ドラマの舞台になっているのだとか。 
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ragusa3.jpgragusa7.jpgこちら(←)は、ラグーサ・イブラのドゥオーモ、サン・ジョルジョ大聖堂。 
1693年の地震後、町々の再建のための都市計画を作った建築家ロザリオ・ガリアルディの設計のもの。
教会内部の、龍を退治する守護聖人サン・ジョルジョのステンドグラスが印象的。

ragusa4.jpgこちらは、イブレオ庭園
生えている木々を見ると南国だなぁ、、、と思う反面、庭園内には教会などもあって、ちょっと不思議な雰囲気。

ラグーサ・イブラの町は、古い町ということもあり、狭い路地も多く、なかなか絵になる(↓左)。
当初の計画では、このままラグーサをゆっくり散策して、美食の町(シチリアで最初にミシュランの星をとったレストランは、ここラグーサにあるらしい)ともいわれるラグーサでのんびりランチをとろうかとも思っていたのだけれど、ドライバーさんいわく、かなり走行距離が長くはなる=拘束時間も長くなる=ものの、もう一つ町を巡っても大丈夫とのことだったので、その言葉に甘えて計画変更。

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最後に、イブラ地区の向かいの丘にあるサンタ・マリア・デッレ・スカーレ教会からのラグーサの街並み(↑右)を堪能し、次の目的地へ。

5日目(その2)に続く。
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2017-07