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旅の記録 + ちょこっと日常のあれこれ を綴ります

マルタ&シチリア旅行:6日目(その1)シラクサ 

2017/05/03
Wed. 12:59

【マルタ&シチリア旅行:6日目(その1)シラクサ】
シラクサ → カターニア → タオルミーナ)


宿泊したB&Bの朝食の時間が8時半~と遅かったため、朝食前にアポロ神殿の近くで毎朝開かれているマーケットを少し散策。
といってもマーケットもまだ始まったばかり、開店準備中の店も多く、お客さんもまばら(もっと遅い時間はにぎわっていた)。
パピルス製品などのみやげもの屋の他、ちょっとした衣料品などもあったけれど、メインは食材。ドライフルーツが豊富でいっぱい試食させてもらった。
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食材の花形?は、魚介類。ひたすら小エビの頭と殻をとっていたイケメン男子がいたので撮影させてもらった(笑)。
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siracusa16.jpgsiracusa17.jpg時間になったのでB&Bに戻り朝食タイム。
屋上のテラス席での朝食とは聞いていたけれど、それが想像以上でテンションがあがった
テラスからは海と対岸のシラクサの新市街が見えて気持ちが良く、フレッシュなオレンジジュース、リコッタチーズたっぷりのクロワッサン、オリーブの塩漬けの入ったパン、ハム、チーズ、果物、ヨーグルトなど盛りだくさん、淹れてくれたカプチーノも美味しかった。

しっかり朝食を摂ってチャージした後、さらにオルティージャ島内を散策。
まずは、シラクサのドゥオーモ(守護聖人はサンタ・ルチア)。
このドゥオーモは、もともとは紀元前5世紀ごろアテナ神殿として建てられたもので、その後教会となってたびたび手が加えらている。
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古代ギリシアの列柱も内部に残っていて重厚な感じがする(↑右、↓左)かと思えば、華やかな天井画もあり(↓右)、独特の雰囲気を醸し出している。
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続いて訪れたのは、オルティージャ島の先端にあるマニアーチェ城塞(↓)。
もともとは11世紀中頃、ビザンツ帝国から派遣されたマニアーチェ将軍により築かれた城塞で、13世紀には、中世にあって時代を先取りした近代的君主であり、シチリアの復興に努めたフェデリーコ2世(神聖ローマ皇帝フリードリッヒ2世)により拡大改築されたのだという。
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ちょっと短かったけれど(もう1泊して考古学博物館なども行きたかった)、旅程の関係上、次の目的地タオルミーナへ向かうため、シラクサの新市街にあるバスターミナルへ。
オルティージャ島からはほぼ一本道なので迷うことはないけれど、スーツケースを持っての移動は思ったより時間がかかり(ガイドブックなどには島の入り口からだと徒歩10分程度とあるが、荷物があるときは20分くらいは見ておいたほうが無難)、汗だくになりながら、なんとか予定のバスに乗車。

シラクサからタオルミーナ直行のバスはほとんどないので、シチリア第2の都市(国際空港もある)カターニアのバスターミナルで乗り換え。
シラクサで時間がなくバスの車内で切符を買ったため、最終目的地タオルミーナまでの切符が買えず、カターニアで切符を買わなくてはならなかったのだけれど、なんとバスターミナル内に切符売り場がない!!!そんなに遠く離れているわけではないけれど、いったんターミナルを出て道を渡ったところになるので、カターニアで乗り継ぐ場合でも、切符は最終目的地まで買っておくべし。

ちなみに、ワタクシはシチリア内の移動は(初日のチャーター車を除き)、長距離バス=プルマン=を利用。
鉄道も走っているけれども、観光地(旧市街)から離れている駅が多く、駅からさらにバスを使うことになりそうだったから。
ただし、長距離バスとはいえ、事前予約制ではないので、タオルミーナ⇔カターニアなど利用者の多い便であれば、早めにターミナルについておいたほうが無難だろう。

バスは、常に渋滞していたタオルミーナを除いては、意外と時間に正確だった。
なお、シチリアは朝8~9時ごろと、お昼の12時すぎから14時半ごろまでは渋滞する。朝は、出勤に加え学校へ子供を送っていく人が多く、昼は子供の送り迎えと昼食を自宅に戻り、また職場に戻る人が多いため。ここではいわゆるシエスタ文化がまだまだ根強く残っていて(車で移動してたら昼寝の時間はないだろうけど)、お店なども昼休みをとっているところが多かった。

6日目(その2)に続く。
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【マルタ&シチリア旅行:5日目(その2)カルタジローネ&シラクサ】
(マルタ → ポッツァーロ(シチリア) → モディカ → ラグーサ → カルタジローネ → シラクサ)


さて、やってきたのはこちらも世界遺産ヴァル・ディ・ノート後期バロックの町のひとつ、カルタジローネ
この町は陶器の産地として非常に有名で、先史時代から陶器作りが行われていたのだとか。ギリシャ時代に陶器の生産が盛んになり、9世紀のアラブ時代に入ると、アラブ人によりマジョルカ焼きの技術が導入され、イタリアにおけるマジョルカ焼きの技術はここカルタジローネからイタリア各地へと伝わったとのこと。
車を降りてすぐのところにあったサン・フランチェスコ橋も、陶器で飾られていた(↓左)。
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この町の最大の観光スポットは、通称ラ・スカーラ、サンタ・マリア・デル・モンテ大階段(↑右)。
カルタジローネの旧市街と新市街を結ぶために造られた142段にも渡る階段で、垂直部分には一段一段、異なる柄のタイルが飾られている。
タイルの柄はさまざまで、魚や花、唐草模様といったものから空想上の動物?など何やら奇妙なものもちらほら。。。(↓)
階段の踏み石の部分はエトナ山の溶岩で、タイルが崩れないように垂直部分をすっぽり覆う、つまり少し出っ張りのある形状になっている。
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こちら(↓左)は階段を登りきったところ=サンタ・マリア・デル・モンテ教会前=からの町の眺め。
陶器の町らしく、町のところどころに陶器による装飾が見られた(↓右)。
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ラ・スカーラの両脇には、陶器屋がたくさん並んでいて、ウィンドウショッピングも楽しい(ただし、ワタクシが訪れた時間帯はシエスタ・タイムだったため、営業中の店は少なかったが)。
お店の中で絵付けをやっている人がいたので、撮影させてもらう(↓)。
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別の店先に飾ってあったもの(↓左)。店主が日本のアニメ好きなのか!?
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こちらは、トンド・ベッキオ(↑)。町中にある小さな演劇場というか、演説などに使われていたらしい。

さて、チャーター車を存分に活用して、本日の最終目的地であるシラクサへ。
シラクサは、ギリシャ(コリント)の植民都市として建設され、その後はアテネと並ぶほど栄えた古代都市。アルキメデスの出身地でもある(太宰治の『走れメロス』の舞台でもある)。
現在の新市街にあたるところには古代ギリシア・ローマの遺跡が残り、旧市街のオルティージャ島にはバロックの建築が立ち並ぶ。古代遺跡があることから、ここシラクサは200年以上もヨーロッパの”観光都市”としての歴史があるという。
siracusa1.jpgシラクサで最初に訪れたのは、新市街にあるネアポリス考古学公園
ここの見どころは、シチリア内で最大規模を誇るギリシア劇場(←)。
紀元前3世紀には1万5千人もの観客を収容できたとのこと。現在でも、夏には古代劇やコンサートなどがここで開催されていて、ちょうどシーズンに入る時期だったせいか、工事・整備の真っ最中だった。

siracusa2.jpgこちらは”天国の石切り場”と呼ばれるところ。
紀元前5世紀の都市拡大の際に建物を造るため、多くの石がここから切り出され、石切り場の一番深いところは、高さが45mにもなるという。

siracusa3.jpgsiracusa4.jpg天国の石切り場の奥にある、“ディオニュシオスの耳”。石を切り出した際にできた洞窟で、高さは60m以上、奥行きも20m以上ある。
洞窟の形が人の耳の穴の形に似ていることから、1608年にここを訪れた画家のカラヴァッジョが名付けたといわれている。この洞窟の中はとても音が響くので、僭主ディオニュシオス一世が捕らえた政敵をここに監禁し、その者たちの話を盗み聞きしたという伝説が残っている。
 
siracusa5.jpgこちらは、古代ギリシャではなく古代ローマの時代の円形闘技場
海戦の催しのときに排水につかった水路や、動物(猛獣)たちが通ったであろう舞台下の通路などが残っていて、なかなか興味深かった。

ネアポリス考古学公園の観光は以上で終了。
この後、宿泊先であるオルティージャ島内のB&Bにチェックイン。ドライバーさんに別れを告げ、ここからは島内を徒歩で観光。
町中に残るアポロ神殿跡(↓左)と、アルキメデス広場にあるアルテミスの噴水(↓右)。
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かなり立派なドォーモ(内部の様子は6日目(その1)へ)、その隣にあるサンタ・ルチア・アッラ・バディア教会。この教会内には、カラヴァッジョの『聖ルチアの埋葬』があるのだけれど、開場時間が短く、ワタクシは今回は見ることができず。
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sirakusa10.jpgこちら(→)は、アルトゥーザの泉
海沿いにあるが真水が湧き出ていて、パピルスが茂っている。そのせいか、シラクサの土産物屋には、パピルスでできた紙のしおりやはがきなどが売られていた。

これで長く盛りだくさんの5日目は終了。
時間の関係で行くのは難しいと思っていたカルタジローネにまで足を延ばせてよかった。
ドライバーさん、長時間に渡り、どうもありがとうございました!!!

明日はシラクサからタオルミーナへ向かいます

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